「本なら売るほど」掲載「一九三四年冬―乱歩」価格急上昇?

※本ブログの一部のページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

こんにちは、つたちこです。
昨日書いた「本なら売るほど」2巻の中に取り上げられていた「一九三四年冬―乱歩」。
気になったので、Amazonでみてみる。

キャプチャ:Amazon「一九三四年冬―乱歩」
たか!

高いな!?

まんがに出てきたのはハードカバーでした。
中古で4400円! ずいぶん強気値段だなあ。

キャプチャ:「本なら売るほど」2巻P105より
「本なら売るほど」2巻P105より。この開き方、カバーのたるみ方、いいなあ。

私はAmazon掲載商品の値段推移がわかるプラグイン「keepa」を入れているのですが、これでみてみると、4月15日までは中古値段が100円でした……。
その後167円、600円と急上昇、現在4400円です。まじで?

キャプチャ:Amazon「一九三四年冬―乱歩」
数日前まで100円。左のメモリを振り切っているじゃんね

<スポンサーリンク>

ちなみに文庫本でも現在1638円。
こちらは4月17日までは1210円。(ハードカバーのほうが安かったってことは敬遠されがちなのかしら)
その後一旦2200円まで上がって、今日1638円です。

「十月堂気分で、中古の本を買おうか」などと思ったらこの値段でびっくりですよ。
Kindleなら604円で読めちゃうわけですが……。

ちなみに、「本なら売るほど」2巻が発売されたのは2025年4月15日。
もしかしなくても、それに合わせてアクセスが増えて中古値段も急上昇した、という流れなのだろうか。すごいな。

他の本もそうなのだろうか、と思っていくつか見てみましたが、4月15日前後を境に大きく変わっているのは「一九三四年冬―乱歩」だけでした。

キャプチャ:Amazon 百日紅
「百日紅」杉浦日向子は若干値上がり

多少変化があったのは「百日紅」。

キャプチャ:Amazonガダラの豚
ガダラの豚文庫本3巻セットは結構ゆれがあるな

<スポンサーリンク>

「ガダラの豚」は一瞬高くなりましたが、また下がってます。

それより衝撃だったのは「童夢(大友克洋)」。
中野さんは880円で買っていましたが、アマゾンでは8913円! 10倍じゃないですか! そりゃ鷹の目持ちですわ……。

中野さん、素晴らしい目利き…

あと、「大漢和辞典」全13巻は6万円超えでした。
十月堂は8000円で販売。そりゃ、買いたかったひとは大喜びですね。
不良在庫だったから?

十月堂は安すぎでは

古本屋さん事情、おもしろいなあ……。

というわけで、「一九三四年冬―乱歩」を読むならKindleで、となりました。
まあ、Kindleのほうが作家さんに貢献することになるから、いいのか……?
(図書館にありそうかもですね)

  • ブックマーク

この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。