こんにちは、つたちこです。
先日参加した北九州マラソンの公式写真販売(カメラマン撮影写真)が公開されました。
ナンバーカードで検索できるので、参加すると一応見てみてます(買うことはほぼない)。
前回の青島太平洋マラソンではあまり撮影されていなかったのですが、今回の北九州マラソンでは結構多めに撮られていました。
カメラマンを意識して無理やり笑ってる写真もありますが、だいたいが素で撮られてました。どれも必死でつらそうすぎる。
見ていく中で、気になることがでてきました。
手(腕)の位置です。
自分では「肘を体の横で前後に動かしている」つもりでしたが、どうも「体の前」で横方向に動かしているぽくて、写真ではいつも手がお腹の前にあります。
多分ですが、疲れてくると肩甲骨が開いてしまい、肘を後ろに引くよりも横に動かしたほうが楽になるのだと思う。
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肩甲骨が開く、ということは肩が前に出るので猫背になりがち。
猫背になれば、首が前に出るし腰は下がるし骨盤は後傾するし、つまり走る力が全然地面に伝わらない。スピードもあがらないわけです。
めちゃめちゃだめフォームじゃん……!
格好悪いだけでなく、これでは推進力に全然貢献しない。
そんな事を考えたあとに15km走ったのですが、まだ序盤にも関わらず疲れが出てきて「まただめか」と思いつつ、ふと自分の格好を意識すると、腕がお腹の前にある。
写真でみた「あれ」だ! 肩甲骨が開いている!
たしかに疲れてて、だらっと力が抜けていました。
うわー、こういうことか! と思いながら姿勢を正し直す。
私が最初に読んだジョギングの本が金哲彦さんの本だったのですが、そこに書かれていたのは、走るときに意識すべき3箇所。丹田、骨盤、肩甲骨、です。

肩甲骨を寄せて動かす、丹田に力を入れて体幹を使う、骨盤を前傾に保つ。
思い出したところで、その3点を意識しながら走ってみました。
そうしたら、なんか走りやすい。疲れているのに!
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この3箇所意識と、足を上げるときの位置(これは三津家貴也さんの教え)を思い出しながら最後まで走れました。
この日は風がとても強くて向かい風では足が止まりそうになりましたが、それでも最後まで走りきれたし、なんなら前半より後半のほうがスピードも安定して走れました。最近はだらだらとスピードが落ちていくのが常だったので、遅いタイムとはいえ一定のスピードで走れたのは嬉しい。
気を抜くとすぐに姿勢がだらけてしまうので、肩甲骨、骨盤、丹田、と常に考えながら走るのが大事だった。
私が立ち戻るべきは、基本姿勢であったか。
最近、「思うように走れない」のがデフォルトで、とりあえず15km走ったらよし、と思っていましたが、だからといって漠然とただ体を動かしてもだめだったのだ。
ノーモア漠然だ!(BAパンダさんの名言)
走り終わったあと、いつも痛くならない股関節の横に痛みがあって、つまりいつも使ってないところを使ったのだ、と実感しました。
しばらくはこの3点意識をもう一度やりなおしてみます。いろいろ諦める前に、もうちょいできることがあるかもしれない。
完全版も発行されてました。