こんにちは、つたちこです。
朝の連続テレビ小説「寅に翼」が最終回を迎えました。
全話伴走して、一緒にゴールしました。濃厚な半年だった!
最後の1ヶ月はちょっといろいろ平行して情報多すぎでは! と思いましたが、それをバランスよく破綻なく、かつ、心に残る形で最後まで持っていけたのは本当にすごい。
伊藤沙莉ちゃんが好きで見始めましたが、歴代朝ドラ(自分のみた中で、ですが)3本指に入る面白さでした。
(カーネーション、あまちゃん、カムカムエブリバディ、寅に翼、で悩ましい感じ。つまり4本指か)
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「寅に翼」が、これまでのドラマでスルーされていたこと、生理のつらさ、マイノリティの生きづらさ、怒り、様々な差別などに正々堂々と向かい合ってきたのは本当にすごいことなのでは、と思う。
直近の話ですが、最終回1回前のイマジナリー優三さんにはやられました。
長めのアバンだったから、出演者情報を見ることもなく、突然の優三さんで、ものすごくおどろいたし「やられた…!」ってなりましたよ……。音楽は優三さんテーマだったけどあれは「佐田家テーマ」的に優未と寅子で使ってるのかな、と思ったので。
新宿であんなちゃらんぽらんなのに、優三さんはちゃんと優三さんだった!(笑)
それでますます思ったのです。
寅子は優三さんの前では「変顔」で励ましたけど、航一さんの前では「チチンプイプイ」なんだよな。
もちろん理解しあって仲良く過ごしていると思うけど、どこかで「大人」な対応。
寅子が変顔を見せたのは、優三と優未だけなんだなあ。
大人になってから出会ったから、そこまで弾けて面白いことができないのか? いつもちょっとおすまし寅子。つまり、心からくだけるのは優三さんと優未だけだったのでは?
再婚後、航一さんと二人でいても、なんかちょっとお行儀がいいんだよね。それが大人の普通の対応なのかもですが。
つまりやっぱり優三さんが一番寅子の素顔を知っているし、寅子も見せていたんじゃないんかなあ、と思ったわけです。
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いや、航一さんがだめなわけではなく。
あんな口数少なそうな人が寅子にめろめろで、ちゃんと「嫉妬する」とか口に出すしラブラブすぎる、何なのあの人…!! と私のほうがメロメロだったりするんですが。(岡田将生さん、最高ですね。この3ヶ月で大好きになりました……)
航一さんといえば、桂場さんとかに比べて、寅子も航一さんも全然老けメイクしないなあ、と思っていたら、最終回でしっかり老けメイクでした。それがまた自然でかっこよくてよかった!
最新の老けメイクはナチュラルですごいね。
こんな素敵なおじいちゃんがいたら、老人ホームでモテモテだろうよ……。(最終回の航一さん、計算したら93歳くらいでした)
あとはやっぱりよねさん。かっこいい。今回の裏主役ですよね。
いつもツンで全然デレないけど、ほんの一瞬のデレや優しさがみられるときが最高でした。
最高裁のシーンでは、胸がぐっと来ました。よねさんがここまで来た!!
後半は今なお続く問題も多かったですし、「寅に翼」で知れたこともたくさんありました。いやーもう本当に面白かった!
それぞれの人生や事件だけで、別のドラマが作れそうですね。(特に美佐江、美雪事件あたりはもっと掘り下げてほしかった)スピンオフ、楽しみにしています。
さよーならまたいつか!