まんがメモ「ガラスの仮面」最新まで

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こんにちは、つたちこです。
先日「ガラスの仮面」を読み直した話をしました。
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(以下ネタバレがあります)

どうせなら、読んだことのない部分を読もうと、最終盤「紅天女」への道が開けたあたりから読んでみました。
あ、ここは知ってるな、と思ったのは風・火・水のエチュードのあたりまで。

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その後の、速水家の過去の話は初見でした。

まさか速水英介(真澄さんの義父)の推し活が大元だったとは!!
推し活っていうな、ですが、火事で燃えてしまった紅天女の部屋とか、完全に「祭壇」ですよね……。

各地の公演も追っかけていたそうですし、肖像画を始めとしたグッズやら衣装やらかつらやらを飾っているし(どうやって手に入れたのか。そこは大都芸能社長パワーなのか)、完全に今で言うところの推し活。
その因縁が真澄さんに受け継がれていたっていう。

「紅天女」はとにかく素晴らしい舞台だったという噂レベルしか知らされていない読者からすると、実際に紅天女の舞台を生で見て推しているレジェンドみたいな存在なのか。

事故にあったり崖から落ちたりと、英介さんも散々な目に会っていますが、生きてるのは紅天女への執念なのか。

それと月影先生の過去も壮絶でした。
この話、連載当初から考えていた設定なんでしょうか。

いつも意味ありげに「紅天女の上演権は渡さない!」と言ってきた月影先生。
戦前から戦後にかけての物語は、それで1本の話になりそうです。

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これは続きを描くのに時間がかかるわ……というのも納得。

それともう一点。いい加減に「北島マヤ」に対する評価を、マスコミや他の人達は変えてもいいのではなかろうか。

マヤは登場時はまったく演劇を知らない素人の普通の子として登場。それがすごい演技をすることで「すごい子がいる!」ってなるのはわかる。
でもこの終盤では、マヤは一時TVドラマでも人気ものになってるし、舞台での高評価を何度もされていて、むしろそれを知らないほうが素人なのでは。

街や村の一般の人が知らないのはしょうがないけど、マスコミとか他の劇団員とかがマヤの評価を低く侮るのは、この段階での演出としてどうなんだ、と違和感を覚えました。

いや、マンガの中のことですけども!

美内すずえ先生も73歳とのこと。
このあとの結末を描かずにお亡くなりになるのだけは、なんとか避けていただきたい。
個人的には、もうマヤと亜弓のダブルキャストで確定じゃないの? と思ってますが、どうなんだろうなあ。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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