こんにちは、つたちこです。
2年に1度の車検がやってきました。
必要なこととわかっているけど、金銭面は大型出費。ため息が出ます。
我が家は福岡に引っ越したときに車を初めて買い、それに今も乗ってます。
中古車購入だったので、今年で10年ものの車です。
それでも特に大きな問題はないし、キビキビ走るいい子です。
車検は、車を買ったときのディーラーにお願いしています。
車検以外にも、定期点検やメンテナンスもお願いしていて、基本全部面倒を見てもらってます。
なんですけども、営業担当さんとどうも反りが合わないのです。
購入時に担当してくれた人は超いい人だったのですが、1年ほどで別支店に移動してしまいました。
新たな担当(現担当氏)はたぶんベテラン枠にあたる年齢だと思うのですが、なんかちょっとトークが軽いのです。
「軽妙なトーク」を狙ってるのかな、と思うのですが、その軽さがどうも鼻についてしまう。「軽薄」に感じるというか。
合う人もいるのだと思いますが、私はどうも合わない。
今回も車を持っていったところ担当氏が登場し、いろいろ説明をしてくれます。
話の中で、うちの車が結構年数が経っている、という話をしたかったのだと思いますが
「10年経つと人間でいえば後期高齢者」
「ご老体」
等々のセリフが出てきました。
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顧客が現在進行形で乗ってる車に対して「老体」…?
そんなよぼよぼしてないわ!
仮にそうだとしても、愛車に向かって「老体」っていうな。
そして調子が悪い、気になるところがないかを聞かれたので、不具合というほどでもないけど気になるのはここ、という話をしたら、その返事が
「買い替えが一番なんですけどね」
という。で、それ以上のフォローがありませんでした(一応メモはしてたけど)。
車検に来た(まだまだ乗るつもり)人に対する返答がそれかーい!
それとも、質問したのも車検のためではなく、新車営業トークの一貫だったのかしら。
「気になるところがそこなら、この辺を重点的にチェックしときますね」とかそういう答えを期待したこちらが馬鹿だったのか。
どちらも、営業担当氏は冗談、あるいは軽妙な営業トークのつもりかもしれないですが、こちらから見たら古かろうとなんだろうと愛車をけなされたでしかないし、このタイミングで売り込みに来る意図もよくわからない。
思わず無口になってしまいました。
同じことを言うにしても、もうちょっと言いようがあるのではないか。
なんなんだもう、と思いながら代車で帰宅。
代車はピカピカの新車で、「これ乗って帰ってください! 乗り換えたくなったらいつでも!」とのこと。
そこまであからさまな営業トークなら、いっそ清々しい。
代車のMAZDA2はかっこよいし、いろいろな機能も盛りだくさんだし、乗り心地もよかったです。そりゃね、ピカピカの新車ですから!
でもうちの子だってまだまだやるのよ。
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で、翌日夕方。
車検の終わった車を取りに行ったのですが、営業担当氏ではなくエンジニア担当の方が対応してくれました。
テキパキと今回の対応内容を説明してくれます。
過不足ない説明でとても好ましい。余計なことを言わない真面目な対応に信頼感が増します。
不明点を聞いても丁寧に話をしてくれます。こういう対応を求めてました。
「昨日営業担当氏に、『10年経てば老体』って言われたんですけど、エンジニア氏から見てもそうですか?」
と第3者意見を聞いてみると、一瞬顔を曇らせたように見えました。
「営業担当がそういう言い方をしたのは失礼しました。車体ごとに乗り方や距離などにもよって状態は違うのですが、ただ、やはり10年経つと突発的な故障などは出てくる可能性が高くなりますね」
「家電などでもそうですが、いままで使えてたのに急に故障することありますよね。そういうこともありえます」
「半年に1回メンテナンスに来ていただいているので、そのときに気になった部分はしっかり直します。でもどうしても劣化してくるのは避けられないので突発的な故障発生などはあるかも、と覚えておいていただけると」
なるほど納得。
と同時にエンジニア氏への信頼感が急上昇しました。
同じような内容の話なのに、エンジニア氏の説明だとものすごく納得感もあるし、信頼できる。
なんだろう、この差は。
エンジニア氏にずっとうちの車の担当してほしい。
むしろ、あなたに営業も担当してほしい。
しばらくは車を買い換える予定はないですが、買い換えるときも営業担当氏からは買わないぞ! と心に強く決めています。
営業担当氏、そろそろ異動して別の人が担当にならないかなあ……。
(彼もたぶん「扱いにくい客だ」と思っていると思う)