読書メモ「メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」

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こんにちは、つたちこです。
「メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」を読みました。
タイトル長いな!
Twitterでバズったときに拝見し、今年の春に本が出たのも知っていたのですが、ようやく買いました。

マンガ家の吉川景都さんと、美容部員のBAパンダさんの共著です。
まんがでおよその話が分かり、そのあとにBAパンダさんのテキストでの解説が入ります。
とても気楽に読めつつわかりやすく、かつ、内容がとてもためになりました。

こちらの公式noteで、全部ではないですが読んで雰囲気がつかめます。

帯にある「5年以上同じメイクのあなたへ」ってキャッチコピーが突き刺さります。
まさに私ターゲット! いや、5年どころじゃないですけども!

私はメイクが苦手です。
苦手っていうか、よくわからないまま今に至ります。

きちんと体系立てて教わったことが一度もない気がします。
基本自己流。
そして、あまり好きじゃない。
若かりし頃にBAさんにメイクしてもらったのがすごく違和感があって、ちょっと濃いめのメイクをすると「変になる!」と抵抗感がすごくあります。

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昔から、ニキビ、毛穴、脂っぽいなど、基本的な肌の状態にも自信がなく、奥二重でアイメイクもしにくい。
さらに、これは体質ですが、なんらかの口紅を塗るとすぐに唇が荒れて、皮がずる剥けします。

しなくていいなら、したくない。でも悩み事はある。

これまでその時々の悩み事は化粧品売り場のBAさんにグッズや対応方法を教わったりしてましたが、そもそもメイクに対する情熱があまりないので、自分で研究熱心になることもなく、この年になりました。

現在は、外出時のみ自分で「最低限」と思うことをする程度。
BBクリームにコンシーラーを塗ってパウダーはたいて、眉を描く。気が向けばちょっと色物メイクをしてみるが、してもしなくてもあんまり変わらない気もする。そもそもBBクリームがなんなのかよくわかってない。色のついた下地? みたいな。
普段自宅にいるときは完全ノーメイクです。日焼け止め塗るくらいかな……。

一方で、キレイなメイクに憧れがないわけではないのですよ。
「これがいい!」というSNSを見かければ、ふらりとドラッグストアに見に行ってみたり。でも買わないことがほとんど(なぜなら使わないのが目に見えているので)。

長くなりましたが、そんな私がこの本を読んで一番心に突き刺さったのがこちら。

お肌は「これまでの自分」の通信簿!! 「今」気になってるコトはこれまでのケアの結果だよ
(中略)
大切なのは「今」の自分の肌がどういう状態かよく知ること! そしてそれに合わせて適切なケアを1日1日積み重ねること
その積み重ねで「今すぐ」じゃなく5年後10年後に差が出るから

「メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」P157 ,158 より

あああ、正論。超正論です。これが私の通信簿……!

顔の肌に関しては、「もう肌がピカピカになることはないから、諦めてます」で深く考えてませんでした。
以前、カッチカチの肘とかかとを長い時間かけて(1年くらい)やわらかくキレイにした経験があったのにな。
ちゃんとやれば、私の肌も多少は応えてくれたのかもしれないのに……。
もちろん「生まれ持った肌質」があるのはわかってます。どう逆立ちしても陶器のような色白肌にはなれない。でも諦めたらそこで試合終了ですよ、なのね。

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あと「なんとなくでアイテムを選ばない」「なんとなくで使わない」「ノーモア漠然」などもキャッチーでした。
まさにスキンケア・メイクのすべてにおいて「なんとなく」「漠然」とやってました。

つまりこの本は「メイク」とタイトルについていますが、華やかなほうのカラーメイクの話だけではなく、ベースメイクやスキンケアなどの超基本の話まで網羅されているのです。
ブラシやパフは1週間に1度は洗え、とかね。
個人的にはそちらのほうがいろいろと刺さりました。(メイク苦手だからな)

でもメイク方面でも「縦割りグラデ・アイメイク」とかは目からうろこでした。
奥二重でも解決する、そんなやり方ありなんだ……! という新鮮な驚きがありました。
ちょっとやってみたい。

メイクといえば、「でかいブラシ」「専用ブラシ」を使うことが仕上がりに影響し、時短にもなる、とありました。
昔、メイクブラシに憧れたことがあって、結構気合を入れてブラシセット買ったことがあったんですよ。
ふわふわの大きなブラシがうれしかった。
結局使いどころがわからず、ほとんど使わずにしまい込んでいるのですが、いまこそあれを活用するときでは……!
全部は使えなくても、一部だけでも使えるかも。
探してみようと思います(捨ててはいないはず)。

そして、やっぱり基本のスキンケア。
私の場合は、まずはここからですね。
これまでの自己流にこだわらず、本に書いてあるやり方や考え方をもとに、「なんとなく」「漠然」ではないやり方でやってみようと思いました。

この本のBAパンダさんのように、ブランドやデパコス・プチプラにこだわらず個人にあう商品ややり方を教えてくれるBAさんの個人レクチャー事業が成り立ちそうだけど、ないのかなあ。
(スキンケア・メイクのコーチング的な……)
どうしても化粧品売り場のBAさんに相談すると、そのブランドのものしか勧められないから(商売だから仕方ないけど)。
いたら頼みたいなあ 。

その後、実践してみてます!

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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