美文字を書くのに必要な速度その2。自撮り動画で確認する

※本ブログの一部のページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

こんにちは、つたちこです。
昨日、美文字の方の「文字を書く速度」のゆっくりさに驚いた話をしました。
何度も動画を見返してしまいます。

何度でも見てしまう

単にゆっくり書いているだけではなくて、置き方、動かし方、離し方が本当に丁寧。
最初にペンを置く場所の選定から、紙からペンが離れる瞬間まで、ずっと心を配っている印象です。
こういう風にじっくり気を配れる人が、美文字になるんだなあ……。
「ささっと上手に書きたい」けど、それはじっくり書けるようになったうえで成り立つ話なのだ。当たり前だけど。

さっそくですが、自分が文字を書くところも動画に撮ってみることにしました。
手元だけならまあ、そこまで抵抗はなくできるかな、と。

写真:書写中の自撮り動画
家にあったSnapliteを活用しました

その日のお題を2回書いてみました。
「丁寧に書けてるかを確認する動画をとってる」と意識しているから、たぶん普通より丁寧に書いていると思う。

<スポンサーリンク>

書き終わって、撮った動画を見てみると、たしかにゆっくり書いているのですが、たまに「ん?」というときがあります。

難しい字はとてもゆっくり丁寧に書いているのですが、比較的簡単な字とか、やや書きなれてきたひらがなとか、濁点とか、そういうときにはペンスピードが急にアップします。
あと、画数の多い文字の点や払いも、書くのが早い。
たとえば「で」の濁点、カタカナの「ランプ」、ひらがなの「た」。
「幡」や「藤」のつくりの細かい点や払いなど。
ひょいひょいとペンが動く、つまり、手癖で雑に書いている。

あと、長い辺を書くときや、はらいなども微妙でした。
最初はじっくり書き始めるのに、後半は力が抜けてスピードアップしている。
たとえば「神」や「中」の最後の縦棒、「一」の横棒、「張」の最後のはらい。
最後までしっかり力が入っていない感じがします。

結果、その長い辺やはらいは、ふにゃっと曲がったり思わぬ向きになったり。

「私もわりと丁寧に書いてるつもりですけども!」と思ってましたが、丁寧なところもあるものの、雑になる部分が多々あることを自覚しました。がくり。
「撮影している」と意識していてもこれならば、撮影していない普段の時はもっと気が抜けているに違いない。

<スポンサーリンク>

その「こういう時には雑になりがちな私」の自覚とともに、また書いてみました。
一画一画を丁寧に書く、というのが本当に集中力がいります。
線の最後まで気を抜かない、ってすごくキツイ。
この位置は本当にここでいいのか? 横との位置関係は?
思うように書けないから再チャレンジ、と常に頭がピリピリしている感じ。

自分ノルマの1ページ分、と思いましたが、疲れてそこまでたどり着けませんでした。
かなりぐったりします。やりすぎか。

でもきちんと最後まで気を入れて書いた線は、今までよりちゃんとまっすぐに書けたものもあって(たまに、ですが)ちょっと嬉しい。
そういうことか。

字ヘタなんだから、せめて細部まで丁寧さを心がけないとだめってことですよ。
投稿していただいた動画のおかげで、ちょっとだけ学習しました。
このくらいの集中と丁寧さで練習をしていかねば。

毎回は面倒ですけど、たまに書いているところを自撮りして確認するのは、自分の書き方を客観的に見られていい方法かもしれません。

  • ブックマーク

この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。