こんにちは、つたちこです。
今日の夕方、こんなニュースが飛び込んできました。
「遊戯王」は読んだことないですが、そんな私でも知ってるレベルの有名な漫画家さん。
おひとりでスノーケリングをしていて溺れてしまったのでしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。
私は昔、仕事が死ぬほど忙しかったあとに、1週間休みをもらって沖縄に行ったことがありました。たまりまくった土日出勤の代休的なやつです。
時期も中途半端だし、一緒に行ってくれる友達もおらず、一人旅です。
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どうせ1人で行くなら、と、行ってみたかった沖縄の離島三昧を決行。
石垣島を起点に、波照間島、黒島をのんびりまったり旅行しました。
好きなタイミングでみたいところを見て、食べたいものを食べ、眠い時には昼寝しちゃう。
人にも時間にも縛られない旅、最高! って思ってました。
波照間島での出来事でしたが、一人でスノーケリングをしてました。
道具は宿で貸してもらい、浜辺から海に入り、海面に浮きながら海中をみて回る、遊びスノーケリングです。
穏やかで美しい海、サンゴ礁、魚に夢中になって、プカプカ浮かんでました。
いったん休憩、と顔を上げて驚きました。
浜辺がかなり遠い。
サンゴ礁の内側にはいたものの、もうすぐサンゴ礁のへり、くらいな感じ。
いつの間に……! と焦りました。
そんなにたくさん泳いでる感覚はなかったのですが、夢中になっているうちに潮の流れに乗ってしまったのかもしれません。
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時期外れの離島で、浜辺は貸し切り状態で私のほか誰もいないように見えましたし、もちろん監視員などもいません。
1人で来て適当にうろついていたから、私の行動も誰も知りません。
このまま外海まで流されても、誰も私がいなくなったことに気づかないかもしれない。
一気におなかの中心がひゅっと冷えるような気持ちになりました。
救命胴衣を着けていたのが幸いでした。
足がつかない場所でも浮いて休憩できるので、気持ちが落ち着いてから、岸に向かって泳ぎました。
波は穏やかでしたが、やっぱり潮流が沖に向かっていたみたいで、陸に向かおうとするとなかなか進みません。
焦るな、と言い聞かせつつ、なんとか浜まで泳ぎ着いたときは、本当にほっとしました。
浜辺で安心して泣きそうになりましたが、それを見る人もいません。
マジで、何があっても誰にも気づかれないよ。
美しい海が貸し切り状態で最高でしたが、恐怖でもある。
こわかった。
それ以来、スノーケリングはしたことがありません。
その後、沖縄から東京に戻った翌週くらいに、私がまさに流されそうになった場所で海難事故が起こったニュースが流れたのを覚えてます。
ドキドキしました。
このニュース、私がそうなっていたかもしれない。
海でも川でも、水難事故にあう人が「事故るぞー」と思って事故にあうはずもなく、たいていは「そんなこと起こらない」と思ってる。私もそう思っている。
今回の訃報を聞き、自分の体験を鮮明に思い出しました。
自然相手の遊びは本当に油断してはだめですし、一人遊びはますます気を付けないといけないです。
皆様も夏のレジャー、くれぐれもお気をつけて、ご安全に。