こんにちは、つたちこです。
叔父が所要で来福し、一緒にランチをたべることになりました。
魚好きの叔父、せっかくなのでおいしいもの食べてほしい。
魚が食べられて予約出来て落ち着いたところでゆっくりできて……と条件を付けていろいろとお店を探した結果、西中洲にある「食堂ぎんみ」を予約しました。
この辺りのエリアはあまり行ったことがないのですが、とても細い路地が連なり、いい雰囲気のお店が多かったです。
さて、「食堂ぎんみ」も細い路地に進んだ先にありました。
「食堂」という名前で受ける印象とは別物の、モダンな外観です。
中に入ると、一階はカウンター席、2階・3階もは個室テーブル席でした。
今回は2階の個室テーブル席に通されました。
外は明るいのに薄暗いムーディな雰囲気なのは好みが沸かれそうですが、気兼ねなくゆっくりおしゃべりできるのでよかったです。
あとから寄ったのですが、トイレも男女別でとてもきれいでした。
このサイズのお店で各階に男女別でトイレあるの、とてもありがたい……。
席に着くと温かいおしぼりとうすはりのグラスでお水が出てきました。
ここから期待させます。
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前菜からスタート。
3つの小皿に、野菜中心の料理が並びます。かわいい。
みぎから、トウモロコシとアスパラの白和え、万願寺唐辛子の煮びたし、タコとトマトのカルパッチョ(たしか)。
この3皿の前菜がどれもとても好きでした。おいしーい! トウモロコシのあまさと松の実の香ばしさ! タコもうまい!
そして茶わん蒸し。
銀餡がかかっていてみずみずしい。オクラの星型といくらのツヤツヤが美しい。
続いてお刺身が5種。タイ、アジ、カツオ、たかば、まごち(確か)。
一皿ずつ味も変えてあるのが面白い。塩やごまだれのほか、梅肉、海苔のつくだ煮などとそれぞれ合わせてあり、なるほど盛り合わせにしない理由はこういうことね、と理解しました。
揚げ物は鶏肉の一夜干し。
干して水分を減らしてあるからでしょうか。からりと揚がって骨からほろっととれる柔らかさでした。
この辺ですでに、かなりおなか一杯になってきたのですが、「こんな少しずつなのに……くやしい!」みたいな気持ちで次に進みます。
煮物は魚と豆腐の揚げだしでした。器もシックで素敵。
この魚(種類を失念)がほろっと柔らかく、出汁もしみしみでおいしかった!
最後に土鍋ごはんが登場。
1テーブルにつき1土鍋で、炊き立てごはんをたっぷり出してくれます。
小ぶりなお茶碗につやつやピカピカの銀シャリ。
「最初はぜひそのまま食べて」と言われ、食べるとあまい!
おなか一杯なのにおいしい……!!
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ごはんのお供は卵の黄身、たっぷりの柔らかいおかか、そして特製のだし醤油。
これで高級ねこまんま&リッチ卵かけごはんをいただけるのでした。
もうこれだけで十分おいしい。
テーブルに置かれた土鍋には、まだたっぷりごはんが残っていておかわり可能なのですが、わたしの胃袋は限界でした。
うう、おいしいのに食べられない、もったいない。
でも、食べ残してしまった土鍋ごはんは、おにぎりにして持ち帰らせてくれましたよ。
お味噌汁はシジミのお味噌汁でした。
こちらは割と薄味あっさり。
デザートはかわいらしい白ワインのゼリー。ゼリーの下には甘い温州みかん入り。
おなか一杯でもデザートは別腹。さわやかな味わいでリフレッシュ。
ごちそうさまでした。
最初から最後まで、小さい器でいただいたにもかかわらず、ものすごく満腹になってしまった。
こうやって見返すと量はやっぱり多くないと思うけど、ゆっくり食べたせいかすごい満腹感でした。
おしゃべりをしながら、気づけば2時間ほどかけてランチをいただきました。
これで、一人2750円です。
安くはないですが、手間暇、おいしさ、場所代、気兼ねなく落ちついてののんびり、と考えるとちょっと特別な席のランチとして良いなーと思いました。
接待とかにもよいのではなかろうか。接待にはちょっと地味目かなー?
食堂 ぎんみ
福岡県福岡市中央区西中洲2−16