こんにちは、つたちこです。
福岡にパン屋さんは多数ありますが、特に有名なのはアマムダコタン、そしてその姉妹店のダコメッカではなかろうか。
行列のできるパン屋さん、と聞いています。
昨年は、アマムダコタンが東京表参道にも進出しています。東京でも大人気らしい。
そんなに人気なのか、いつか食べてみたい……と思ってしばらくたちます。
先日博多に行ったときに試しに「ダコメッカ」を覗いたら、行列もなく入ることができました。
ラッキーだったのか？
お店は明るく清潔感がありひろびろ。波型の陳列台においしそうなパンがずらりと並びます。奥にはイートインスペース（カフェスペースというべきか）もありました。
パンが並べられた台の向こうにキッチンがあり、その場でパン（主に総菜パン）を作っていました。
特に、最初にある炭火焼コーナーがずるい。
炭の臭いとそこでじんわりと焼かれる自家製ソーセージの迫力、そのソーセージがのったパン（ダコメッカドッグ）が並んでいるのです。
こんなところに炭！ そこで焼いたのがこれ！ の2段階アプローチで、ついトレイにのせてしまう。
夕方だったからかもしれませんが、総菜パン系が多い印象でした。
とにかくどれもおいしそうで、悩みました。
幸いそんなに混んでいなかったので、何度も行ききして選びましたが、混んでたらこんな風にはうろうろできないだろうな……。
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有名なマリトッツォも数種類ありましたが、要冷蔵のようだったので今回は頼みませんでした。
見た目、クリームの量がすごかった。
さて、買って帰ったのはこんな感じ。
ダコメッカドッグ、アマゾンカカオ、クリームパン、ラムファーブルトン、ミニ食パン、明太フランスを買いました。
全部で1900円くらい。おいしいパンやさんのパンは、小さくていい値段するなあ……。
（特にダコメッカドッグは496円と値段も迫力です）
いっぱい買ってしまったので、当日の夜、翌日朝、昼、と3度に分けて食べました。
ダコメッカドッグは、見た目よりやわらかめのバケットに、たっぷりの紫キャベツのマリネ？と自家製ソーセージがのってます。
かぶりつくのが大変。
ソーセージはハーブのいい匂いですが、クセは強くありません。
クリームパンも、パン生地がフランスパンぽさがあります。
やわらかいのだけどしっかりしていてかみしめるとおいしい味が染み出る感じ。
そしてクリームがみっちみちに詰まってました。ずっしり。
回りのカリカリ効果もあって、クリームパンというよりシュークリームを食べているようでした。うまい。
リュスティックのアマゾンカカオはたっぷりのナッツとドライフルーツ。おいしい。
ラムファーブルトンはしっとりやわらか。
ミニ食パンはうっすらついた塩味と甘みが絶妙で、何もつけずに食べるのがおいしかった。
明太フランスはバターたっぷりしみわたってて、噛むとじゅわっとバターと明太子のおいしいのがあふれる味でした。
おいしい。
どれも十分おいしいのだけど……。
なんというか、個人的には「超えてこなかった」感があります。
事前情報で期待しすぎてしまったのだろうか。
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これなら、糸島のブーランジェリーノアンのほうが、個人的な好みでは軍配が上がるかな、と……。
でもクリームパンは今回買った中ではとても印象的だったので、また食べたい！ と思いました。
マリトッツォも次の機会があればチャレンジしてみたいところ。
そして本店のアマムダコタンはまた違うのかしら。
六本松に行く用事もあまりないんですが、並ばないなら（そこがネック）買ってみたいところ。
パン以外の話ですが、ダコメッカは店内に段差があり、入った直後と会計前に2段ほど階段を上り下りします。
これ、めちゃくちゃ危ない。
特に後半の会計前の階段。
パンを選んでトレイにのせて持って両手がふさがってて、選ぶのに夢中になってたら絶対転がる人いると思う。
実際、お店の人が階段近くで何度も「段差がありますので気を付けてください」を連呼してました。
そんな連呼しないといけないような店舗デザイン、いかがなものか。
設備的にどうしても段差が必要なんだとしても、スロープにするとか会計までは平らにするとか、もうちょっと危険度を下げてほしいなあ。
などと、パン以外の部分でちょっと気になってしまいました。
ダコメッカ
福岡県福岡市博多区博多駅前4-14-1 1F
