こんにちは、つたちこです。
ジョギングするときに住宅街を通ります。
走りながら「あの家のドアがかっこいい」とか「壁の色がシックでいい」とか「生け垣がシュッとしてる」とか「屋根瓦がいい」とか、失礼にならないくらいの視線でおうち鑑賞してます。
我が家は糸島市の中でも東側で福岡市に近いせいか、まわりは一軒家だらけです。
家が密集しつつも、ちょっと歩けば広い田んぼが広がってるのがいいところ。
古いおうちもあれば、最近できたおうちもあります。
古い大きなおうちを取り壊したな……と思ったら、新しい家が2軒建ったり、この間までは田んぼだったのに……という場所に重機が入って住宅になったりします。
ずっと放置されてた空き地に新しいおうちが建つこともあります。
変わらないようで、結構移り変わりがある。
遺産相続や相続税対策とか、あるいはもう農家をやるよりアパート経営のほうが儲かると踏んだのか、妄想するのもなかなか興味深いです。
最近3DCGをいじっているせいか、家に限らず構造物の形やテクスチャ(壁紙とか屋根とか)をよく見る癖がついているのですが、古いおうちも新しいおうちも、それぞれの特徴があって面白いです。
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古い家、特に「たぶん農家さんのおうち」は、広い土地に母屋と納戸や倉庫、蔵のあるところもあり迫力があります。
だいたいは立派な屋根瓦があり、壁もぬりかべ。
きっちり手入れされた生垣、庭の松の木はきちんと剪定されていて丸く刈られ、駐車場も広い。
家の形も複雑なものが多く、屋根は幾重にも重なって複雑に見えます。
家を囲う塀にも屋根瓦がついてたりして、瓦へのこだわりを感じます。
あと、ちょっと古めのおうちで「ヨーロッパ好きなのかな」と感じるおうちもあります。
窓の印象が「それっぽい」感じだったりして、こだわって選んで作られたんだろうなあ、と想像。
古いおうちの中には、小さいけれどお庭がとても手入れされているおうちもあって、道から見えるお花で目におすそ分けしてもらうのも楽しい。
対して最近建てられたおうちは、ほぼ全般的にシンプルなものが多い。
外から見える部分は窓が小さい。細長い明り取りのような窓が印象的。
はめ殺し窓も多くて、プライバシーを重んじる感じがします。
家全体の形は四角く、凸凹が少ない。
屋根はほとんど目に入らないくらい存在感が薄くて、ひさしも少ない気がします。だから余計凸凹がないように感じるのかも。
生垣どころか塀がないおうちも多く、道路に面した部分はほぼ駐車場一択。
(柵がないのは防犯上の理由もあると聞きます)
シュッとして無駄のない、スタイリッシュな印象のおうちが多いです。
コンパクトな土地いっぱいに効率よく建てられているのだなあ。
とはいえ、東京の狭小住宅に比べたら、全然余裕がある印象ですが。
私は一軒家の実家から出て以降、ずっと集合住宅住まいなので、いまさら「家の中に階段がある生活」ができる気がしないのですが、一軒家には一軒家のいいところがあるんだろうなあ。
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階段がある・ない、といえば、最近ポストに入っているチラシにちらほら見かけるのが「平屋に住む」「平屋という選択」みたいなキャッチコピーです。
平屋!
一軒家だけど階段のない生活だ。
見かけると、ついじっくり間取りや面積を見てしまいます。
平屋で2階建て相当の面積を得ようとしたら単純に面積が2倍必要なわけで、庶民感覚だと贅沢なつくりです。
チラシに載っているのは、糸島市でもかなり西のほう(唐津寄り)のことが多いですが、それでも結構なお値段。
年取ったら、階段のない生活が絶対楽よね、としみじみ思います。
階段の上り下りが日常運動になるとも言えますが、ケガをするとか病気になるとか、一度億劫になってしまったら2階全部が開かずの間になりかねない。
庶民にとってはマンション=平屋的住まいともいえるわけで、私には集合住宅があっているのかもしれません。
家を買う予定はまったくないものの、周りのおうちウォッチングは楽しい。買う予定がないからこそ、心の中で言いたい放題です。
古いおうちも新しいおうちも混ざっているからこそ、バラエティ豊かで楽しいのかも。
(農家さんのおうちは、一度お宅訪問してみたいものです)