こんにちは、つたちこです。
東京出張は弾丸ツアーだったのですが、短い日程の中、友達が面白いお店に連れてってくれました。
練りきり(生菓子)の制作を目の前で実演してくれるお店です。
日本橋、コレド室町3にある「鶴屋吉信」に行ってきました。
日曜の夕方に行ったのですが、日本橋近辺、人が多い……!
ビックリしました。
100%の人の戻りではないのでしょうけど、GoTo東京解禁の影響なのかな。
普段の私の生活範囲から比べると、くらくらするような人出です。
連れて行ってもらった「鶴屋吉信」はコレド室町3の1階にあります。
お店には美しいお菓子が並んでいます。素敵。
店内にイートインがあるのですが、普通のテーブル席とカウンター席「菓游茶屋(かゆうぢゃや)」の2種から選んで、名前を書いて待ちます。
今回はカウンター席めあて。
テーブル席は普通の甘味処なのですが、カウンター席は目の前で和菓子の練りきりを作って、作り立てを出してもらえるのです。
カウンター席は7席のみ。
2組くらい先客がいてしばらく待ちましたが、通常時に比べたら空いてる方なのかな……。予約はできないのだそうです。
15分くらい待って、案内されました。
<スポンサーリンク>
カウンターにはサンプルがあり、今のシーズンは4種類の中から選べるそう。
悩ましい。
どれも秋のイメージたっぷりの和菓子たちです。
逆に、これ以外のお菓子や甘味は、カウンターの場合、選べません。
生菓子以外のものが食べたいときはテーブル席に行きましょう。
悩んだ末に、私は紅葉を模した「綾錦」、友達は柿の実を表した「里の秋」を選びました。
紫の菊「晩菊」も「ザ・練り切り」って感じで見てみたかったけど……。
オーダーすると、順番に作ってくれます。
自分のためにひとつひとつ作ってくれるの、なんて贅沢なんだ。
ちなみに写真やビデオはOKとのことで、職人さん自らカメラで撮りやすいようにしてあげたりしていました。
サービス満点だなあ。
私のお菓子は、大振りの竹の網で3色の練り切りをこすってそぼろ状にして、小倉あんの周りにバランスよくつけていきます。
秋の紅葉まっさかりの山、って感じですかね。
きれい。
<スポンサーリンク>
友達の柿「里の秋」は、桜餅の皮のようなもちもちしたもので白あんをくるみ、練り切りで柿のヘタを作って出来上がりでした。
かわいいな。
他の方がオーダーされていた菊の花「晩菊」は、三角柱のような道具ですじ目をつけていく様が美しかったです。
目の前で観たかったなあ。
お菓子と一緒に抹茶も立てて持ってきてくれます。
苦みのあるお茶と、出来立てのあまい和菓子。
贅沢な時間です。
あんまり長居しても申し訳ないので、食べたらお暇しました。
生菓子とお抹茶で、1,430円なり。
けしてお安くないですが、サービス満点の実演付き、「私のための一品が食べられる」っていう付加価値つき。
このサービス、国内の人ももちろん楽しいのだけど、外国からの人向けにやっていたのかもしれないですね。
鶴屋吉信 TOKYO MISE
東京都中央区日本橋室町 1丁目5番5号 COREDO室町3
https://www.tsuruyayoshinobu.jp/shop/pages/tenpo_tokyomise_top.aspx