ミラーレス一眼レフカメラ「SONY α6400」がやってきた【検討編】

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こんにちは、つたちこです。
ずっと買うか悩んでいたミラーレス一眼レフカメラを手に入れました。
買ったのはSONY α6400
今回は買うまでの「検討編」です。

写真:SONY ミラーレス一眼 α6400

私の一眼レフカメラ歴

一眼レフカメラ、以前も2度買ったことがあります。

1台目はオリンパスのPENで、当時一番コンパクトと言われたミラーレス一眼だった覚えがあります。
宮崎あおいちゃんのCMでグッときました。

仕事で撮影機会が多くなって、カメラに興味がわいていたころです。

買って楽しんでいたものの、そのうち使わなくなりました。

やっぱり「小さい」とはいえスマホ(当時はガラケーか)に比べると大きい。当たり前だ。
重さもあるし、荷物になるし、持って歩くのがおっくうになってしまったのです。

当時はブログも書いてなかったし、写真中心のSNSもなかったし、私の場合「作品作り」という感じでもなかったので、スナップを撮っても使いどころがなかったのですよね……。

そのうち、甥が「カメラいじってみたい」と言っていたので、これでよければと貸してそのままになってます。カメラ、元気かしら。

そして次に買ったのが、ペンタックスのQ
「ナノ一眼」というコピーで、手のひらに載るほどの小ささ。かわいい!
コートのポケットにもしまえちゃうサイズと軽さでした。

これくらい小さければ、重さ、サイズの問題はない! 持ち歩くはず! と思って買いました。
あと、単純に小さくてかわいくて、でもちゃんと「カメラ」で機能がしっかりしてて、所有欲をそそられました。
リアルなミニチュア好きの心にささったのでした。かわいいので今でも家にあります。

写真:PENTAX Q

専用の単焦点レンズも買い足したりして、そこそこ楽しんでいましたが、いつしか調子が悪くなり、撮っても画像があまりよろしくない。
気が付けば、家に置きっぱなしです。

それ以来、もっぱらスマホのみで済ませています。
スマホのカメラ性能が高くなったというのもありますね。

一眼レフ買うかどうか問題

そんな私の生活に、そもそも一眼レフが必要なのか?

以前からオットとの話題の一つに「一眼レフカメラ」がたまに出ていました。
あったらいいな、使ってみたいな、くらいなレベルでした。

私も気になるものの、以前の使わなくなった経緯があるので、一歩踏み出しきれず。

なのになんでまた一眼レフの話が盛り上がってきたか。

もちろん、ブログにきれいな写真をのせたい気持ちもありますが、それよりも、仕事で求められる可能性が出てきたことが大きいです。

カメラマンさんを頼むほどの予算がないけど素材が必要、みたいなときに、プロほどの腕はなくても自分たちである程度の素材が撮れたらいいなあ。
さらには、それが付加価値につながって、お仕事になったらもっといいな。

そんなところから話が転がりだしました。
どんなにスマホの性能がよくても、やっぱり一眼で撮った写真とは比較にならないのですよね……。

今どきの一眼レフカメラ事情を調べる

私の一眼レフ情報は、10年前の記憶しかありません。
今どきの一眼レフ事情を調べるところから始まりました。

頻繁に買い替えをするつもりもないし、腕がない分カメラ側を頼りにできるくらいの機種がいい。
ただし、持ち歩くのが苦になると嫌だし、予算もそこまで出せない。

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つまり、軽量小型のミラーレス一眼一択。
(以前私が買ったことがあるのもミラーレス一眼ですよ)

そこまで絞ったといっても、いろんなメーカーから出ています。
こういう時はインターネット。
比較検討するのに参考にした記事はこちら。

特に「GooPass MAGAZINE」は初心者向け記事が多くてわかりやすくてよかったです。
カメラ初心者(私)が「これってどういう意味?」って思うことについての解説記事がいっぱいありました。おかげでだいぶ理解が進みました。

あとは、まわりのカメラ持ってる人に直接話を聞いたり、ブログ記事を探して読んだり。

徐々に、「今のミラーレス一眼界では、SONYのレベルが段違いでいいらしい」ということがわかってきました。
他のメーカーからSONYに乗り換えた、なんて話も見かけます。
人気も高いです。

カメラは中古市場も熱い、という話も聞き、試しに中古カメラ販売サイトでSONYのカメラを探してみましたが、現行機種はほとんど値崩れしていません。
確かに人気があるのだな、と。
いざとなれば手放すときにも役に立ってくれそうです。笑

じわじわSONYに絞られてきた感があります。

SONYといっても色々ある

SONYのミラーレス一眼、と言っても色々あります。
α(アルファ)シリーズと呼ばれていますが、
一桁番号「α7」シリーズ「α9」シリーズなどの「フルサイズ」の一眼。
4桁番号「α6600」「6400」「6100」「6000」の「APS-Cフォーマット」の一眼。

はい、ここで「フルサイズ」「APS-C」ってなんやねん、ってなりました。
初心者(私)はここでつまづくのだ!
調べました。参考にしてわかりやすかったのがこちら。

2つの違いは、カメラの性能に大きくかかわってくる「イメージセンサー」のサイズの違いです。
フルサイズが一番大きく、次がAPS-C。

「フルサイズ」の名前は、フィルムカメラ時代の35mmフィルムサイズに近いことから、「35mmフルサイズセンサー」と呼ばれているそうです。
大きいほど画角が大きく、画質もよい、と考えるとよさそうです。

APS-Cはデジカメ用に新開発された、小型センサー。これでカメラボディの小型化やコスト削減につながっているそうです。

もっとわかりやすい、比較しやすい名前にすればいいのに……!!!
(センサー大・中・小的な。あるいは35mm、25mm、とか……)

センサーが大きいほどお値段も高いです。

フルサイズの最高機種、本体のみで50万越えです。ひっくり返る。
高級機ですね。
プロユースというやつか。

一方APS-Cだと5万くらいから10万ちょいまで。
なんとか手が出せそうかな。

ほんとにカメラはピンキリだなあ……。

α6400がいいらしい噂、多数

いろいろ見ていくうちに、情報が集まってきます。
プロではなく趣味でカメラ好きの人のブログなどで、非常に高評価を得ていたのが「α6400」です。

軽くて、使い勝手がよく、よく映る。
動きが早いものも撮りやすい。人物にピントが合いやすい。
色々なカメラを持ってるけど、結局一番よく使ってる。
などなど。

ソニーの公式動画「α6400:機能説明ビデオ」も、魅力をうまく伝えています。

あー、これはなんだかすごい。
全部理解できないけど、不慣れな自分でもうまく撮れそうな気持ちにさせる動画です。

急激に上がっていくα6400熱。

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一方で、主に値段の点から、もっと古い機種でもいいのでは、という話も出ていました。
フルサイズのα7の中古とか、APS-Cのα6000とか。

最新機種と、どれくらい違うものなんだろう?

また、カメラなどのツールは、使い勝手も大事です。

コロナ禍で外出は控えているものの、実機を触ってみたいし、撮ったものも見てみたい。
重さやサイズ感も、実際に手に持って確かめたい。

天神にあるSONY Storeに行ってみました。

SONY Storeで実機を触ってみた

平日に行ったせいか、SONY Storeは空いていました。よかった。

「初心者だけど、6400を中心にいろいろ触りたい」と伝えると、スタッフの方がレクチャーしてくれながら実機で撮影させてくれました。

「写真メインですか? 動画メインですか?」
「どんな風に撮る予定ですか? 室内? 屋外? 旅行とか?」
「撮影対象はどんなものが中心になりそうですか?」
などを聞かれ、こちらの使用想定シチュエーションを伝えると、使い方を教えてくれ、さらにレンズについても説明してくれました。

そう、セット売りのレンズも種類があり、それぞれ特徴が違います。
セットにある3つのレンズをそれぞれ試させてくれました。

私たちの使用用途だと
「最近出た『高倍率レンズ』がとてもいいです」
とのこと。
一番高いやつですね。
レンズの性能がとてもよくなったのだそうです。

試しに写したものは、私ごときが適当に撮ってもきれいに背景がぼけて、ピントもくっきり。
なるほど、これはすごい。

人気の高い一桁台のαもいくつか触らせてもらいました。

残ってる印象は、シャッター音がとてもかっこいいこと。
ばしゃっという音に、つい「おおー」って言っちゃう。

フィルムじゃないから、実際内部でシャッターが動いてるわけじゃないよね? 電子音ですよね?
なのに、6000シリーズとは違うんだぞ、っていう「格の違い」を感じさせる音でした。
重みがあるというか、渋いというか、お高い音だ。
(6400のシャッター音はちょっと軽い感じ)

撮影結果だけじゃなく、写真を撮ること自体が高級機所有欲を満たす体験になっているんだなあ。
とはいえ、高くて手が出ませんが!

さて、検討していた「古い機種でもいいのでは問題」は、店員さんに聞いたところ
「写真のクオリティも上がっているし、撮影者をサポートする機能が全然違うので、新しいのにすべき」
とのこと。
まあ、お店の人なんだから、当然新しいのを勧めるよね。

カメラはデジタル機器。
当然新しいほうが新しい技術を使ってよくなっているのも事実。

そしてなにより、自分で使ってみたときの体験。
特にオートフォーカスのすごさ、的確さに、すっかりメロメロ状態になりました。
α6400、すごくいい。

「これはもう買っちゃっていいのでは……?」
となりながらお店を退散しました。

帰り道にはオットとも意見合致。
α6400を買うことに決定。
ただし、ネットでできるだけお得に買う!

(購入編に続きます!)

撮ってみた写真も紹介します。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。