「MIU404」4話「ミリオンダラーガール」が好きすぎる

こんにちは、つたちこです。
「MIU404 」の5話までやってきました。
で、5話まで来たのに4話の話かよ、という感じなんですが。

 

4話がほんっとうに面白かったのです。
45分のストーリーの中の伏線と回収、ダブルミーニング、話の反転、構成の複雑さと入れ交み具合がすごくて、見るほどに気づいてワクワクしてしまった。
ほんとにすごい。

何度もワクワクしたくて、ネット配信も含め、4回も見てしまった。
筋がわかってても、何度見ても気づきがあって面白い。
ああ、録画、残しておけばよかったな……。
(いつも見たら消しちゃう……)

乱雑な感じで書いていきます。ネタバレありありです、ごめんなさい。

 

その1、モチーフの重なりがすごい。

寄付(ランドセル)話題スタートからの、寄付(ルビーの目の入ったウサギのぬいぐるみ)での締め。

伊吹が話す、「ウサギが死を前にしてオオカミに強烈なキックを返す」たとえ話からの、ウサギのアイコンを使っている青池が暴力団の金を横領。さらにウサギのぬいぐるみでそれを持ちだす。

「生死を前にした人は本性が出る」という話からの、青池の寄付と志摩の死をいとわないところ。

カジノ、それから、やくざから逃げきれるかという「賭け」キーワード。

いつも無茶をするのは伊吹、と思わせておいての志摩の命を貼った無茶な行為。

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小さいけど、メロンパン号と桔梗のメロンジュース。

メロンパン号のテーマソング?が「そんなのついてたのか」からの、暴力団逮捕のきっかけに使われる。

同じセリフの転用で、「合点承知の助」(志摩と伊吹、ふたりとも、合点していないときに言う)。

 

2、絶望からの希望への反転のみごとさ

なによりもこれが、4話の真骨頂だと思う。

暴力団に散々な目に会ってきた青池が、暴力団の金を横領することで新しく生きる道を探そうとしている。

それは、「普通ならうまくいくはずない」危険な方法。
って思っている(私が)から、横領がばれて、逃げて撃たれて出血して、ただただツライ逃避行に見えている。

さらに、青池死後にわかるつぶったー(twitter的なやつ)の分析でも、暗い絶望のような言葉ばかりが出てくる。

ああ、死ぬ直前まで、呪詛の言葉をつぶやいて死んでしまった。

……と思わせておいてからの、反転!!

画面には、つぶった―のつぶやき印刷物はよく見せずに(ちらっとは映っていたけど)、桔梗のセリフで耳で聞いていたからこちらは気づきにくいのだけど、九重が「読む順番が逆だ」と。

Twitterと一緒で、新しい言葉は上にあるから普通の書類とかとは逆(下から)読まなければならなかった!
(つまり桔梗さんはSNSとかほとんどやってないと思われる。そんな暇じゃないってことかな)

で、順番を逆にすると、意味が全く反対になる。
絶望・呪詛の言葉から希望の言葉へ。

さらに画面では、空港に向かうバスの中で死にそうな青池。
青池がイギリスの女性支援団体に寄付したウサギのぬいぐるみ(1億円)を運ぶ航空便会社トラックが目に入って、無事に空港に送られているのがわかる。
青池は、自分自身が、見知らぬ女の子たちを助けられた喜びをもって死ぬのだ。

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しかも再度ドラマを見返すと、ちゃんとバスが高速を降りるシーンで航空便会社トラックが一緒に映ってるのです。

志摩と伊吹がバスを見つけて追いかけている、そのとき青池は自分の行動が誰かを助けられる幸福で満たされた気持ちだったのですよ。

うわー!!! なにこれ!!!

 

4話は、そういう「もう一度見ると、見えるものが違う」ドラマで、逃亡する青池の目に入るものや表情が、2度目以降にものすごくいろんな意味が伝わってくるドラマでした。

最高すぎた。

 

普通の生活のすぐ横にある落とし穴、暴力団に搾取される弱い立場、やっとえた平穏な安月給(と思っていたが平穏じゃなかった)、などの社会的な問題の指摘が入っている部分もさすが野木さん脚本、と思いますが、なにより、この45分に詰め込まれた複雑な構成、伏線と回収の見事さ!
どん底から幸せの絶頂へのギャップの激しさ。

正直、1話のときの「スピード感とカーアクションすごい」のは、面白いけどそれで終わりだったのです。
でも4話は何度も見た今でも、「すごい!」ってなります。

でも他の話も、繰り返してみてたらもっと気づくことがあったかもなあ。
しまった。

1話完結で進みつつも、全体を貫く部分の話も進み始めてます。
この先も楽しみすぎる。

お酒でも飲みながらMIU404の話をだれかと一緒にぐだぐだ語りたい。笑

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