初めての重曹パワー実感!キッチン掃除が超はかどる

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こんにちは、つたちこです。
大掃除はしないぞと言いつつ、やっぱり「ここだけはやっとこう」みたいな気持ちになる年末です。
掃除自体はあったかいときのほうがやりやすいんですが、やっぱり気持ち的に区切りやすいのかもしれません。

今年の「ここだけはやろう」

今年の「ここだけ」は、キッチン
ガス台周りが特に気になります。

目につく部分は調理するごとにささっと拭いていますが、ガス台の奥、裏などは普段目をつぶっている部分です。
のぞき込むと「うわあ……」と見なかったことにしたくなるレベル。

今回試してみたのは「重曹での掃除」です。
この間テレビで「油汚れ他には重曹」「水垢にはクエン酸」と紹介していたのですよ。
キッチン用洗剤は切らしていましたが、家に重曹はあります。

 

結論をタイトルで言ってますが、重曹、すごいね!
もっと早く使えばよかった!

あまりの汚さに写真を撮るのもちょっと……とやめたのですが、ビフォアの汚れっぷりを撮っておけばよかったな。

重曹とはなんなのか

重曹についてwikipediaを見てみました。

炭酸水素ナトリウム(たんさんすいそナトリウム、sodium hydrogen carbonate)、別名重炭酸ナトリウム(じゅうたんさんナトリウム、sodium bicarbonate、重炭酸ソーダ、略して重曹とも)は、化学式 NaHCO3で表される、ナトリウムの炭酸水素塩である。常温で白色の粉末状である。
引用元: 炭酸水素ナトリウム – Wikipedia

水に溶かすと弱アルカリ性になるそうです。
なので、酸性の汚れを中和させる効果があるとのこと。

用途例も載っています。

洗浄・脱臭
研磨効果、鹸化(乳化)効果から、洗剤や洗剤の補助としてティーカップなどの茶渋落とし、換気扇などの固着した油汚れ・焦げ落とし、練り歯磨きやうがい等に使用される[12]。
引用元: 炭酸水素ナトリウム – Wikipedia

重曹を掃除で使うのに活用する作用は、

  • 弱アルカリ性
  • 研磨効果
  • 消臭効果

などです。
弱アルカリ性なので、酸性の汚れ(油よごれ、手垢など)に効果があるそうです。

重曹水の作り方

家にあった重曹を見たら、重曹水の作り方も書いてありました。

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写真:重曹水の作り方

水1Lに対し、重曹大さじ4。
1Lは多いので、250mlに対し重曹大さじ1で作ってみました。
ちょっと溶けにくかったですが、ぐるぐる攪拌して溶かしました。

以前買ったスプレー容器に重曹水を入れたら、準備完了。
掃除開始です。

写真:重曹とスプレー容器

まじ!? というくらい汚れが落ちる!

ガス台裏のかなりひどくこびりついた油汚れに重曹水をスプレーして、古布でこすってみます。
正直なところ、そこまで期待していなかったのです。が。

汚れがあっさりおちる!

スプレーして布でこするだけで、ちょっとびっくりするくらい汚れが落ちます。
マジですか。

 

こうなるとテンションが上がります。
嬉しくなってどんどんこする。
ガス台をどけたガス台の下(これまたひどかった)、ガス回りの壁(タイル)、ガス栓本体、そしてガス台本体。

油汚れ(酸性)を弱アルカリ性で中和してゆるめ、さらに研磨作用で落としているのですね。
とにかくピカピカになる。
びっくりです。

写真:重曹水のみできれいになったガス台周り

もちろん落ちない汚れもありました。
入居前からあったガス台周りのステンレスのサビなどは残りました。
サビは油汚れとはまた別ですからね。
しかたない。

 

さらに、試しにいつもガス台そばに置いてあるやかんにスプレーして布で拭いたら、焦げ付きは取れないものの、ベース部分がぴっかぴかに!

写真:やかんも磨いてみた結果ピカピカになった

きらきら反射するやかんがまぶしい。
研磨作用とはそういうことか!
めちゃくちゃきれいだ。

テンションがあがった勢いでシンク回りも磨きました。
わー、もう新築!? というとさすが語弊がありますが、普段に比べると光輝いて見えます。
非常に満足しました。
(なべも全部磨きたくなりましたが、きりがないので止めました)

 

1つ気をつけたい点。
重曹水を使った後は、きっちりふき取るか、水拭きを追加する、あるいは水洗いするのがよいみたいです。

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ガスコンロの一部のふき取りが足りなかったみたいで、しばらく後に乾燥して白い重曹が浮かび上がってビビりました。
(水拭きしたらあっさり落ちました)

 

掃除後は片付け。

重曹水に含まれている重曹は水に溶けにくいそうです。
スプレーに入れたままだと、詰まって使えなくなりそうな予感がしたので、スプレーを水道水で洗い流し、さらに水道水でスプレーを噴射して水を何度か通しておきました。

重曹NGなものもある

重曹は「弱アルカリ性」ゆえに、使わないほうがいい素材もあるそうです。
キッチン回りだと、アルミ素材がNG
アルミと重曹が反応して、黒ずんでしまうそうです。
ダメになるわけじゃないですが見た目が悪くなるとのこと。

鍋の素材は普段あまり気にしないけど、重曹で磨くときには気をつけたいところです。

あとは漆器も研磨作用で傷つけることがあるのでやめた方がよさそうです。

重曹パワーすごい

重曹での掃除を初めてやってみたけど、こんなに効果があると思いませんでした。
すごい。

重曹はコンパクトで場所を取らないし、重曹水を作るのも難しくないし、なにより「台所用洗剤」を持たなくていいのがとてもいい。
ずぼらなので、洗剤種類が多いのを管理するのが面倒なのです。
種類は少ないほどいい。

 

ただ、重曹について調べると
「重曹は超便利! 粉末、溶水、練ったペーストなどオールマイティ」

「重曹スプレーは目詰まりするからNG。練ったペーストも意味がない」
が混在していて、ちょっと混乱しました。

たしかに重曹の溶けにくさを考えると、スプレーが目詰まりする可能性もありますね。
でも、今回のような短時間利用なら目詰まりしなかったし、困りませんでした。
使ったあとに水道水を通して洗っておけば大丈夫なのでは……。
(ずっと入れっぱなしで常備することを懸念しているのかな)

 

重曹での掃除、ずっとやってみようと思いつつやってなかったので、今回試してみてよかったです。
とても手軽なこともわかったので、これからはキッチン以外も手垢汚れなどに使おうと思います。

さて、ピカピカのコンロで、煮ものつくるぞー。

 

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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