こんにちは、つたちこです。
2019年の夏にオープンしたパン屋さんにようやく行ってきました。
その名は「梅ヶ枝製パン所」。餅じゃないよ! パンだよ!
福岡で「梅ヶ枝」と聞いたら、たぶんみんな「餅」って答えるんじゃなかろうか。
大宰府天満宮の参道で売っている(そしていろんなところでお土産も売っている)梅ヶ枝餅は、とてもおいしい。
梅ヶ枝製パン所のショップカードにも
「なんで梅ヶ枝?餅はあるの?」
とセルフツッコミがあります。
大阪で曽祖父の代から百年続く「梅ヶ枝製麺所」。”毎日食べても美味しいもの”を作り続けたいという志しを受け継ぎ、「梅ヶ枝製パン所」と名付けました。
(ショップカードより)
だそうです。
元は大阪での名前なのですね。福岡の梅が枝餅は全然関係なかったっていう。
さて、梅ヶ枝製パン所があるのは、加布里と呼ばれるエリアです。糸島半島の西の付け根あたり。
202号線(唐津街道)から加布里漁港に向かって道を折れたすぐそこにお店があります。
最初見つけられなくて、うっかり通り過ぎてしまいました。
ほんとに交差点曲がってすぐ! です。
駐車場はお店の裏に、結構広くありました。6台分停められるそうです。
ほんのり和風の店構え。
えんじ色の暖簾もかかっていて、パンやさんというよりは和菓子屋さんぽい。
あえて「餅ありますか?」と聞かれたいのではなかろうか。
<スポンサーリンク>
お店に入ると、すぐにガラスケースがあります。
中にはパンがずらり。
食パンにバケット、菓子パンにお総菜パン。種類が多い!
カウンターの中から「冷蔵庫にサンドイッチもありますよ」と声がかかります。
見ると、奥の壁に飲み物の入った冷蔵庫があり、そこに丸パンにはさまった卵サンドがありました。
お昼前に行ったので、ちょうどランチ仕様だったのかもしれません。
うーん、たくさんあって悩ましい。
またしても相当悩みましたが、いろんな種類のパンが食べてみたい。
サツマイモのブリオッシュ(210円)、カレーパン(190円)、焼きそばパン(190円)、ショコラオランジェ(バケットタイプ)(250円)、そして食パン(290円)を買いました。
焼きそばパン! なつかしい!
と、ひっそりテンション上げつつ、思わず買ってしまった。
食パンは、パンを見ていたら試食させてくれました。
これがふんわりとしておいしかったので、買ってみることに。
お店の中には、ひろびろとしたテーブルがあって、イートインも可能だそうです。
さて、持ち帰って早速ランチにいただきます。
カレーパン。
上に口がパカっと空いてます。
カレーを覗くとき、カレーもまたこちらを覗いている……かどうかはわかりませんが。
焼きたてでほかほかでした。車の中がカレー臭ですごかった。笑
辛味はほどほどで、柔らかいパンに周りのパン粉がざくざくおいしい。
サツマイモのブリオッシュ。
ブリオッシュとあったので、もっと甘めのパンかと思いきや、そうでもなく普通のミルクパンぽい感じでした。
カスタードクリームとやわらかいサツマイモの組み合わせ、おいしい。秋パンですね。
ショコラオランジェ。
小さなバケットの間に、シュガーバターとオレンジピールと、チョコレートのかけらが挟まったオトナ味。
<スポンサーリンク>
バケットは、かなりしっかりかため!
ぱきっと折れるくらいの皮の硬さでした。
間に挟まったしっとりしたシュガーバターがバケットに合います。チョコレートも甘すぎなくてよい組み合わせ。
焼きそばパン。
炭水化物on炭水化物!
この懐かしい感じの見た目。
ラップに包んであるところもたまらんですな。
かじって「!」となったのですが、なんかこう、具の焼きそばが予想と違う。
太麺でもちもち? ちょっと魚粉がかかっているようなだしの香りもします。
ちょっと不思議な味。
パンも白パンではなく、全粒粉が混ざっているような。
ただの焼きそばパンじゃなかった!
個人的にはもうちょいソースが効いた感じがよかったかなあ。
食パンは、翌日の朝にトーストして食べました(写真撮り損ね)。
カリッとサクッとしてあっさり味。
癖のない食パンでした。
ごちそうさまでした。
朝8時からやっているそうですよ。
今回は、ハードパンのかたさがとても印象的でした。
菓子パン系の種類の多さも魅力的。
今回のサツマイモパンのように、季節によっていろんなパンがでてきそうです。
それにしても、糸島には新旧いろんなパンやさんがあって、まだ行ったことのないお店もたくさん。
行きたい店リストがなかなか減りません! パン屋めぐりが楽しすぎる。
梅ヶ枝製パン所(Umegae Bakery)
福岡県糸島市加布里205-1