こんにちは、つたちこです。
歯医者日記です。
前回8月に福岡歯科大学医科歯科総合病院に行って、親知らずの抜歯手術の予約をしてきました。
こちらに詳しく書きました。
https://tsutachi.co/blog/2019/08/dental-care-4/
結果から言うと、手術の予約をキャンセルしてしまいました。
抜歯はやめやめ!
やっぱりこまめに歯石とる方式の対処療法でいきます!
手術を取りやめた理由
前回の歯医者日記にも書いたように、自分の予想していた以上に、非常に大変な手術であったこと。
にもかかわらず、今現在は全く痛くもかゆくもなく。
ヘタしたら2週間使い物にならないほどのダメージを受けるのも大きい。
あとは、マヒの可能性が高いことが一番キツイ。
食事が楽しめなくなる可能性があるのが、やめたくなった理由の大きな一つです。
もちろん「将来のために抜くほうがよい」と一度は決意しました。
でもメリットとデメリットを天秤にかけたときに、「あくまで可能性」ではあるもののデメリットの大きさにビビってしまったのでした。
クリニック、再び
クリニックへの相談なしに抜歯中止を決断してしまったものの、そうなると今後は定期的に専門のクリーニングをしてもらう必要があります。
その辺のことを相談すべく、紹介状を書いてもらった糸島市内の歯科クリニックに行ってきました。
あらかじめ「抜歯をやめて、別の治療法で進めたいのでその相談」と伝えておきました。
クリニックでブースに案内されて先生が出てきて開口一番、
「奥歯が深いやつだよねー。ほくはやっぱり抜いたほうがいいとは思うんだけどね!」
「抜かないなら、奥歯の歯周ポケットのクリーニングをマメにするしかないね!」
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はきはきとモノを言う先生なのですが、こちらの事情説明などは一切なしで話が進みます。
大学病院で聞いた話とか、私がなぜそうしたかの話とかをする心づもりでしたが、そんな隙もなく。
まあ、先生にとっては「抜かない」とこちらが決めている以上、その理由はどうでもいいのか……。
そのうえで、もう一度歯を見てくれます。
私の歯をチェックしていた先生が
「親知らずと関係ないんだけど」
と、話し始めました。
今、奥歯に詰めている銀の詰め物(アマルガム)を除去して、樹脂(レジン)に取り換えましょう、とのこと。
私の歯には、左奥歯2本、右奥歯1本に、銀色の詰め物がされています。
治療自体は相当昔のこと……。
銀の詰め物は「アマルガム」という名前で、銀やニッケルと水銀(!)の合金なんだそうです。知らなかった。
アマルガムって名前もこの時初めて聞きました。
先生曰く「自分はアマルガムの詰め物を大学で勉強した最後の世代だけど、治療では一度も使ってない」そうです。
口の中は熱かったり冷たかったり、酸味や甘味など、結構過酷な環境。
金属は劣化し、腐食していく傾向があるので、樹脂(レジン)のほうが安心なんだそうです。
まあ、いままで20年以上この詰め物したままだったわけで、今更感もありますけども。
保険適応で1本1000円くらい、見た目も銀から白っぽく歯に似た色になるので、口を開けても気にならなくなるよ! という言葉が一番効きました。
コンプレックスというほどではないですが、大口を開けると奥歯に黒ずんだ銀色の詰め物が見える生活をずっとしてきたからです。
あれが白くなるなら嬉しいかも。
その場で即取替え治療開始。
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削り取る感覚の後、新たな詰め物をされ、結構あっさりと完了。
手鏡を渡してくれます。
おおー、白くなってる!
すごい!
普段は見えにくい場所であるものの、プチリニューアルした気分です。
で、肝心の今後ですが、2か月に1度くらいクリーニングに通うことになりました。
ついでにほかの歯の調子も見てもらえるなら、悪くなることもなさそうだし、よいのではないか。
と、前向きに考えます。
歯磨きも引き続き丁寧にやりますよ!
余談ですが、自宅に帰ってから「アマルガム」について調べてみたら、「危険!」「害がある!」など、結構危険物質として扱われていました。
まじか。
除去も慎重に! とか書いてあるところもありますが、うーん、今回そこまで神経質な感じではなかったような。
私の見えないところで実は慎重に行われてたのかな。