こんにちは、つたちこです。
個人的に、食の趣味が合うというのは、非常に重要ポイント。
趣味というか、趣向というか、許容範囲というか。
友達や同僚なら、食事をするのはたまのことなので、多少の傾向の差があっても、それほど大きな問題にはなりません。
ですが、家族になると、ほぼ毎日の食生活を共にすることになります。
そこで傾向がすりあっていないと、個人的には悲劇につながりかねないと思っています。
それくらい重要。
多少の嫌いなものがあるのはいいのですよ。
私もあります、苦手な食材。
それを避けるのはお互い様。
味の好みとかも、「育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めない」(by山崎まさよし)わけで、多少のずれがあるのはしかたない。
お互いにすり合わせていくしかない。
こっちは私が合わせるからこっちはがまんして、という方法もあるし、新たなベクトルに向かう方法もありそう。
いずれにしても、多少のずれなら、徐々に慣れていくものです。
でもそんな「すり合わせ」が可能でない場合があります。
世の中には2種類のひとがいます。
「どうしても許せない食べ合わせを持つ人」と、「その食べ合わせが平気な人」です。
今まで私が出会ってきた人で、その壁を自力で乗り越えた人はいませんでした。
その食べ合わせとは……。
しょっぱいものと甘いものが一緒に入っている「おかず」が、ありかなしか。
<スポンサーリンク>
たとえば、酢豚にパイナップル。
ポテトサラダにリンゴやみかん。
メイプルシロップ入りパンケーキにソーセージを挟んだマックグリドル。
生ハムメロンもここに含まれるかな。
どうですか、いけますか? だめですか?
私、この手のやつが、結構好きなのです。
しかたなくいける、のではなく、むしろ進んで選びたい。
苦手な人は、たいていの場合は全然受け付けてくれません。
試してみるのもNGなことが多いです。
こちらも無理やり食べさせたいわけではないので、そういう人と一緒のごはんの場合には、作りませんし、選びません。
パイナップル入り酢豚を食べたいわけではなく、一緒に食事を楽しくするのが目的だからです。
ある日の夕食の買い物をしているときのことです。
何を食べるかをオットと悩みながらスーパーをうろうろ。
肉加工品コーナーを見たときに、
「ハムステーキとか、久々に食べたいなあ」
とオット。
おー、ハムステーキ。
普段やらないけど、軽く焼くだけなので簡単でいいね。
じゃあ、それに野菜を適当に添える感じで、と言ったところ
「ハムステーキなら、パイナップルも一緒に焼いて、のせたい」
という。
!?
あれ、そういうの大丈夫だっけ!?
<スポンサーリンク>
いいねいいね!!!
私は焼いたハムにパイナップル、大好きです。
ぜひそうしよう。
そしてこういう時は、生じゃなくて缶詰のパイナップルです。
4枚入りの小さい缶があったので、それをゲット。
その日の夜は、ちょっと厚切りのハムとパイナップルをフライパンで焼いて、食べました。
久々に食べたなあ。
甘くてしょっぱくて、とてもおいしい。
大人になってから食べると、これ、ワインにもとてもあいます。
それにしても、オットのほうから「しょっぱい&甘い」を提案してきたので、なんだかちょっと感動してしまいました。
今まであまり意識したことはなかったですが、ハムステーキにパイナップルを焼いたのをのせたおいしさを共有できる人でよかったなーと。
東京にいるお義母さーん、小さいころにパイナップル付きで食べさせてくれてありがとー!
と、遠く福岡から叫んでみた。(聞こえてない)
長くなりましたが、要はのろけです。すみません。
食の傾向が合うかどうかは、非常に大事なポイント!!
と、再度お伝えしておきます。