「運動嫌い」からのジョギング → マラソン出場にいたったわけ

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こんにちは、つたちこです。
先日、twitter界隈で話題になっていたこちらに、共感しかありません。

https://togetter.com/li/1242931

私の場合、ジムではなく、ジョギングですが……。
ジョギングでは毎日誰かに褒められたりすることは少ないですが、でも続いている一番の理由は楽しいからだと思います。

 

今でこそ「マラソンでサブ4目標だ!」とか言っちゃってますけども、私はめちゃくちゃ運動嫌いでした。
ジョギング始める前にした最後の運動らしい運動は、はるかかなた昔昔の、高校の体育だったのではなかろうか。
(若いころスキーとかやったけど、あれは遊びの範疇だと思う)

そして、もちろん(?)授業の体育は嫌いでした。
嫌いというか、苦手というか……。

ボールに恐怖心しかないので、球技が苦手できらい。
団体競技(だいたい球技)は、周りに迷惑をかけるので苦手。
そして、持久走はただただ苦しいだけで苦手。だいたいクラスのビリか、ビリから2番目くらい。

他よりましかな、というのは水泳くらいだった。
(水泳は、小学校の時に学校でたたき込まれたので、その後も割と得意なほうでした)

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この「持久走は苦しくて苦手体験」を、ずっと引きずったまま大きな大人になってしまいました。

 

そんな私がジョギングを始めたのは、よくあることですが、ダイエット目的。
「スロージョギング、というのがダイエットにいいらしい」と聞いたのです。
スロー、つまり、走っていて苦しくないくらいの、歩くよりちょっと速いかな? くらいの感覚で走ればいい、というのが走り始めたきっかけでした。

今でも覚えていますが、初めて走った時は超ゆっくりジョギングでも、2kmも足が続きませんでした。
でもなんとか走れた。
一緒に走ってくれたオットが「はしれたじゃん!」とほめてくれました。
ちょっとうれしかった。

 

「体育」では、できるだけ早く走ることを要求されます。スピードを測るから。
まわりと比較されます。
トラックで周回遅れになったりして。
先に走り終わった余裕ある同級生から「がんばれー」とか言われたり。
応援はうれしいが、つらい。

このまとめ(2016年ごろのもの)も、自分のことのようです。

https://togetter.com/li/945381

そんな運動嫌いの私ですが、スロージョギングを試してみたことで、「持久走はつらいだけ」と思っていた記憶を、ちょっとだけ塗り替えることができたのです。
マイペースでOKで、誰とも競わなくていいんだな、と。
汗かくって、ちょっと楽しいな、と。

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で、次第にジョギングの楽しさにはまってしまい今に至る、という感じ。
端折りすぎか。

 

もうすぐ、その「2kmも走れなかったけど、初めてのジョギングが楽しかった日」から、丸8年経つのでした。
素人がフルマラソン(42.195km)走るとか、ばかじゃないの? って思ってた人(私です)でも、「次はサブ4が目標だ」とか言っちゃうような、はまり方をするケースもあるのでした。

市民マラソンのいいところは、過去の自分の記録だけが比較対象になることかもしれません。
私の場合ですが、一緒にレースに出る人はライバルではなく、一緒にきついことをがんばる同士みたいな気持ちで、「競争相手」にはならないのでした。
前の自分の記録を1秒でも早めたい、というのがモチベーションで、全体で〇位になりたい、とかはあまりないのです。
全体からみたらレベルが低いから、上位に食い込むとかありえないから、ということもありますが、頑張る相手がほかのだれかではなくて過去の自分の記録ていうのが、淡々と続けられる理由かもしれません。

そして、猛烈な達成感が得られるのも、マラソンの魅力。
大人になってから、仕事で達成感を得ることもあったけど、マラソン完走のときの圧倒的な達成感はちょっと比較にならないかも。
(よく聞く「世界観」は変わりませんでしたが)
苦しい時間を過ごして、体力の限界まで体を使ったあとの、ゴール。
いつも放心してしまいます。

あと沿道から応援されるのもめちゃくちゃうれしい。
普段こんなにいろんな人から応援されることないですからね。

 

ちなみに、わが母は50を超えて弓道を始め、今は人に教える資格を得ています。(詳しい段位などはわかりませんが……)
母ながら、すごい。ちょっと尊敬。
私もかなり遅咲きのジョギングへの目覚めではありましたが、いくつになっても意識も体も変えられるんだなあ。
ジョギングだけじゃなくて、いろんなことに臆せずチャレンジすべし。という気持ちでずっといたい。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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