【まんがメモ】「3月のライオン」18巻。島田さんとの対決編!

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こんにちは、つたちこです。
「3月のライオン」18巻が出ました。約2年ぶり。待ってたよ〜。

書影:3月のライオン18巻
島田さんin御茶ノ水。

18巻は、桐山くんVS島田さんの巻でした。

御茶ノ水周辺がたくさん描写されてて、懐かしい気持ちになりました。
(私もあのへんをよくうろついていました。レモン画翠も懐かしい)

こちらは島田さん編。

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前巻ではしゃぎまくった「ジャックラッセル桐山」が封じられる展開。さすが島田さん。
桐山くんの「小5顔」、あの超ポーカーフェイスだった桐山くんがこんな顔するようになるんだなあ。(19歳にして!)
しみじみしてしまう。

桐山くんが暗い穴に潜り込みそうになった瞬間、ひなたが真摯に仕事に向かう姿を思い出す桐山くん。
桐山くんの中で、ひなたがどれだけ光になっているのか。胸が熱くなりました。

そして、対戦が決するシーンはなく、終了後の二人の様子がその壮絶さを物語っているようでした。
放心してる桐山くんに、あたたかくて食べやすいシチューごはんをつくって、おなかから温めてあげるひなた。
「3月のライオン」には、ごはん(食べ物)描写がたくさんありますが、おいしい食べ物が人を助けたり幸せにすることを伝えるためなのかもな。(「きのう何食べた?」の最新刊を思い出しているところ)

あと、第1話の、桐山くんの養父 幸田さんとの対戦の「じゃあ 始めるか」と、18巻島田さんとの対戦の「じゃあ 始めようか」は、あえて対になっているのかな。

写真:3月のライオン1巻P16 より
「3月のライオン」1巻P16 より
写真:3月のライオン18巻P61 より
「3月のライオン」18巻P61 より。表情が晴れやかだ。

たった一人になった自分を棋士にしてくれた親、そして仲間と一緒に人間に戻してくれた先輩。
どちらも桐山くんを育てた大事な人(といっても過言ではない)との対戦なので、きっと意識した構図とセリフなのだと思いました。

改めて見返すと、全然表情が違うんだな。盤に向かう気持ちも姿勢も、違う人のよう。
作中で約3年。
すっかり立派になって……、と近所のおばちゃん的に思ってしまうよ。

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そして、巻末。
「あと1冊で終わらせる」というウミノ先生の言葉を見て、ちょっとぐっと来ました。

次巻ということは、桐山くんの高校卒業まで、でしょうか。
今やってる獅子王戦トーナメントの決勝、宗谷さんと対戦しにいく、みたいな感じで終わるかなあ…。
宗谷さんとの対戦を全部まんがにすると1巻じゃ足りないしもうそこの勝ち負けはそこまで重要ではないような…。
あと、川本家の三日月堂拡充話もまとめないとですしね……。

連載としてはもうすぐ20年。

ウミノ先生の体調は心配です。無理しないでほしい。
が、早く読みたい気持ちと終わってほしくない気持ちとせめぎ合い。

次巻はまた2年後くらいかなあ……。
たのしみにのんびり待ちたいと思います。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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