こんにちは、つたちこです。
柿が好きです。フルーツ全般好きですが、柿は毎日でも食べたい。
少し前に気になるレシピを見かけました。こちらの「柿柚子」。
信頼と実績の厚い樋口直哉さんのレシピです。
柿と柚子を切って砂糖とあえて置くだけ、というシンプルなレシピ。
気になったものの、柿は全盛期で売っていますが柚子がなかなかでてこない。
ようやく産直で黄色く熟した柚子を見かけて柿と一緒に買ってきました。
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柚子と柿を切って、砂糖であえます。が、なんと砂糖を切らしていて、大さじ1.5しかなかった……。
何という痛恨のミス。最近あまり砂糖を使っていなかったのでうっかりしました。
しかたない、これでやってみる。
午後に作り、タッパーにいれて冷蔵庫へ。時間は必要ですが、作業は全然むずかしくない。柚子の種をいれないように気をつけるくらいでしょうか。
約3時間後の夕食時に盛り付けました。見本に則って、柚子を天盛り。
柿と柚子とを一緒に食べます。柿のシャキシャキした歯ごたえに、柚子の香りがまとわりつく。ほんのり酸味の足された柿。
砂糖はすっかり溶けて柚子と柿に少しずつ馴染んでしまっていて、砂糖自体の甘さはそれほど感じません。柚子と柿がそれぞれ少しずつ甘く変化したような。
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これはおいしいな。
生の柚子ってもっと苦みが気になるかなあ、と思っていましたが、砂糖でとろけてしまったせいか全然苦みはありません。でも柚子の個性的な香りは立ってて、酸味もほんのり。
砂糖が少なかったからどうかな、と心配しましたが、全然問題ありませんでした。本来レシピだともっと甘みが強いのかも。1.5杯でもあっさりした甘さでとてもおいしい。
なんか、ここだけ急に上質なものを食べてる感じになります。もっと気取ったお皿にきれいに盛り付けたら、料亭ででてきそう。
しかしこれはサラダではないし、前菜というにはちょっと甘いし、デザートとして食べるのが正解かな。少なくとも私にとって「ごはんのおかず」ではないですね。
あ、甘口の日本酒のアテによいかも。
おいしくて、おかわりしたいくらい食べたいけど、デザートだとそんなにたくさん食べられないし。そのくらいの上品な食べ方がちょうどいいのかもしれません。
砂糖が馴染む時間が必要ですが、作るのはかんたん。
これから柚子がもっと安くでてくるかなー。またやりたい。
柿シーズンもそろそろ終盤でしょうか。12月くらいまでは食べられるかな。