鳥の声は声帯じゃなくて鳴管

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こんにちは、つたちこです。
唐突ですが、鳥ってどうやって鳴いているのかご存知ですか。私は知りませんでした。

事の始まりは夫がぴよぴよ音を出していたことでした。(なぜ…)

非常にひよこっぽい鳴き声だったので、「うまいな…」とひよこに思いを馳せました。
そこからニワトリの鳴き声を連想していったのですが、ニワトリは「コケコッコー」とか「コッコッコ」とかですよね。「ぴよぴよ」ではなくなる。

なんで?

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身体が大きくなるから、声帯が大きくなるとか太くなるとかかな。そういえば人の子供も大人にはない高音だよね。体の大きさとともに声帯が伸びるとかなのかな。楽器も、だいたい大きいほど低音だ。
つまり高音の「ぴよぴよ」を低音にしたら「コッコッコ」になるのかしら。じゃあ「コケコッコー」はどこからくるんだ。

あれ、そもそも鳥って声帯で鳴いてるの?

と、ここまで連想が続き、行き詰まりました。

写真:ニワトリのイメージ
Photo by Mika Ruusunen on Unsplash

調べてみると、鳥は声帯ではなく「鳴管(めいかん)」と呼ばれる器官で発生しているそうです。気管支の近くにあって、空気が通ると音が出るのだそうです。

参考:
インコはどうしてしゃべれるの?│コカネット
小鳥の鳴き声の世界―発声の秘密とその役割― | グリーンパーク動物病院-武蔵野市・西東京市・三鷹市の年中無休の動物病院

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ついでにインコが人間の言葉を喋れる仕組みまで学んでしまった。
鳴管、のど、舌の組み合わせで複雑な音を出しているそうです。コミュニケーションツールの一つなので、人間と一緒なのだな。

ちなみに、ニワトリの「コケコッコー」は縄張りの主張だそうです。基本的に鳴くのはオスなんですって。

参考:“コケコッコー”はオスのみ~ニワトリ社会のおはなし~ | 名古屋コーチン・さんわの手羽先お取り寄せ【鶏三和の公式通販】

ぴよぴよからコケコッコーになる謎はわかりませんでしたが、コケコッコーはメスへの求愛アピールでもあるそうなので、おとなになるにつれ複雑な鳴き方を覚えていくのかもですね。
そういえば、うぐいすも春先は「ホーホケキョ」と鳴くのが下手なことがありますね。何事も練習が必要なのだ。

というわけで、夫のなぞのぴよぴよ音から思いを馳せて、鳥知識を少々得てしまいました。鳥は鳴管で鳴くよ!

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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