不思議な果実「ポポー」

※本ブログの一部のページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

こんにちは、つたちこです。
生まれて初めて「ポポー」を食べました。

ポポー、ご存知ですか?
私はこっちに引っ越してから名前を聞いたことはあったのですが、見かけたことはありませんでした。

今日、糸島市の産直市場「福ふくの里」に行ったところ、売っていました、「ポポー」。
キャッチフレーズは「森のカスタードクリーム」。

実のサイズも大小あり、値段もばらばら。
試しに、一番小さいパックを買ってみることにしました。小さいポポー2つ入って210円でした。

写真:ポポー買ってきました
片手に2つ一緒に載せられるくらいのサイズ感です

森のカスタードクリーム……。全然味の想像がつかない。

<スポンサーリンク>

帰ってから、食べ方を調べたところ、

  • 皮は食べられない。剥くか、2つに割ってスプーンですくって食べる
  • 大きめの種がある
  • 皮が黒いのはシュガースポット的なもの(バナナの黒いのと同じ)
  • 独特の匂いがしたら食べごろ

とのこと。
皮は黒っぽくなっているし、匂いを嗅ぐと不思議な甘い匂いがします。なんとも形容しづらい独特の匂い。
手に持つと、しっとりした柔らかさが伝わってきます。
これ、食べごろでしょ。

アボカドのように半割してから皮を剥き、食べやすいサイズに切ってみるつもりが。

大きな種(複数)が邪魔 & 柔らかくて種が取れない。

全然きれいに切れないよ!! と思いながらなんとかカットしました。実自体はとても柔らかくて、皮はスイスイ剥けました。
種を取るのは諦めて、食べるときに取ることにします。

写真:ポポー
色も形も確かにカスタードっぽい

食後のデザートにポポー。いざ実食。
黄色というより薄いオレンジ色のとろとろの実です。

「森のカスタードクリーム」、ああ、なるほどね!
食感は柔らかめのアボカドやマンゴーのような。柔らかいけど遠くに繊維質を感じる。
そして甘い。甘いけど何に似てると形容し辛いな!
マンゴーほど甘くないけど遠くにその雰囲気があり、完熟バナナのような柔らかさだけどバナナとも違う、とろっとした部分はかなり甘く、全体を通して若干の青臭さがあるというか。
南国の食べ物っぽい? 酸味をほとんど感じないから、南国ぽいのかな。

<スポンサーリンク>

不思議な食べ物だ! 味の形容が全然できない。語彙力。

調べてみると、原産地は北米とのことだったので、南国ではないのか。
熟してから痛むのが早いので、流通が難しいのだそうです。産直だから売ってたってことなのかもしれません。

参考:NHK静岡 清水で幻のフルーツ・ポポーを追え!【しず♡LOVE】 | NHK

皮を剥いた状態で冷凍して食べると、アイスクリームっぽく食べられるらしい。
冷凍したのをミキサーで混ぜてスムージーとかもおいしいそうです。ほうほう。

ちなみに、私は後半、レモン汁をかけて食べました。
甘さに酸味が加わって、おいしかった! とろりとした甘さを楽しむ果物で邪道だろうか。

次食べるなら、冷凍したバージョンを食べてみたい気がします。
ミキサーにかけるならば、種を取るのが大変なので、冷凍前に取っておいたほうがいい気がする。
収穫時期がかなり限られるそうなので、次に出会えるのは来年以降かしら。

  • ブックマーク

この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。