【自炊】田中博子さんの「梅ジャム」

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こんにちは、つたちこです。
梅ジャムを作りました。今年の梅仕事(?)第二弾です。たぶん今年の梅シーズン最終盤。
ジャムでも梅仕事っていうんだろうか。

写真:梅
今シーズン最後?きれいめの見切り品(半額)を手に入れました

1回目は今井真美さんの梅ピュレを作りました。昨年も作って、カンタンでおいしくて大好き。
2回目も同じものを作ってストックしようと思ったのですが、「ジャムの本」(田中博子さん)を買ったら気になってしまい、こちらに載ってるレシピで作ってみることにしました。

書影:ジャムの本(田中博子さん)
どれもおいしそう

材料は、黄梅(完熟梅)、砂糖。
今回はレシピ通りを目指し、ちゃんとグラニュー糖を用意しました。

田中さんのジャムレシピの特徴的なところは、2日に分けて作ること。
ほとんどのレシピが2日がかりです。物によっては、さらにその前に1日準備があったり(水に漬けるなど簡単ですが)。

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今まで、作るぞ、となったら即日で作っていた私。
2日! 時間かかるなー! と思いましたが、実際に作ってみると手がかかる時間はいつもと同じか短いくらいで、途中に「一晩休ませる」工程が入る、ということなのでした。時間がおいしくしてくれるタイプか。

あと、砂糖も1度に全部入れず、何度かにわけて入れます。これもほぼ全レシピに共通していますね。

今回の梅ジャムも、下茹でしてから1回目の砂糖を入れて煮たら、いったん冷蔵庫に寝かせました。種で「梅エキス」を煮出す、というのも初めてやりました。ちょっと杏仁豆腐みたいな匂いがする梅エキスです。

写真:梅ジャムの1日目終了時
1日目の終わり。右は梅エキス。これを冷蔵庫で一晩寝かせます。

2日目は、1日目の梅に加えて、梅エキスと残りの砂糖を何度かに分けていれて、煮足して完成。
2日目の煮る時間は予想以上に短くて、瓶の煮沸消毒が間に合わないくらいあっというまにできてしまった。

完成したジャムはこちら。
梅ピュレと違って最後にブレンダーで撹拌していないので、透明感があります。実と皮がジュレ状の中に泳いでます。

写真:梅ジャムの完成
大小5本できました

出来上がったばかりのときに味見したら、梅ピュレよりも甘さが勝っているように感じて、「やっぱり梅ピュレにすればよかったかな」とちょっと思ったのです。

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一晩おいて、しっかり冷やした翌朝に食べてみました。
そしたら、とてもおいしい!

写真:一晩おいた梅ジャム
一晩おいたのがこちら。ぷるぷる。

前日の強めの甘さが落ち着いて、梅の酸味がしっかり感じられる梅ジャムになってました。びっくり。
とろみ具合もちょうどいい。
トーストにも、ヨーグルトにも入れました。甘酸っぱく、さわやか。初夏の味だ。

梅ジャムも、トマトにかけてもいけそうです。今度やってみよう。
あと、作業を2日に分けるので、体力的にも楽でした。人もジャムも一旦休憩。これはありだな。

田中さんの「ジャムの本」は、写真が美しくてみてるだけでも楽しい。
工程も丁寧に説明と写真があってわかりやすかったです。プレーンなジャムのほか、ハーブやスパイスなどの具材を足したアレンジジャムレシピもあって、そちらも気になる。
いろんな季節の果物で作れるので、梅の次も試したいです。

今井さんの梅ピュレもかんたんでおいしいです! ストックしてある分を大事に食べます。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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