こんにちは、つたちこです。
「ゴールデンカムイ」27巻が発売されました。
同時にいま、「ゴールデンカムイ」が全話無料で見られるキャンペーンをやっています。
[第1話] ゴールデンカムイ – 野田サトル | となりのヤングジャンプ
9月17日までの予定でしたが、9月20日までに延長されました。あと3日。
「全話無料キャンペーン」の27巻分の掲載分(261~271話)は、本誌(ヤングジャンプ)掲載版。
「ゴールデンカムイ」は、コミックスになるときの加筆がすごい、と聞いたことがあって、以前から気になっていたのです。
一体どんだけ加筆されているのか。
谷垣の増毛だけじゃないのか(※27巻に谷垣は出てきません)。
私は電子書籍で買っているので、Kindleに27巻が配信されて、まずはそのまま読みました。
うん、確かに前になかったシーンが追加されてるな……と思いました。
本誌掲載時より、もっとわかりやすくなってる気がします。
いつもコミックス派の私。
今なら、両方を並べて見られる稀有なチャンス!
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本誌とコミックスの両方を並べて、順にめくってみました。
サブディスプレイが大活躍。
まず、これ、いきなりですが、27巻の冒頭261話の最初のページを引用させてもらいました。
261話の扉が、27巻の目次になっているのですが、27巻ではセンターのキャラクターがいる部分以外は黒く塗りつぶされています。
その分が、次のページに。
どーんと見開きで、サッポロビール工場(炎上中)。
261話の扉の両脇にあった背景での現状説明が、見開きになって「今、こういう状況です!」がものすごくわかりやすくなってる。
27巻の冒頭なので、コミックス派だと「26巻までのお話をうっすら覚えている」程度の人もいるかも。
なので「いま工場炎上中」っていう現状説明をするために見開き追加されたのではなかろうか。
え、いきなり見開きページ追加!? とビビりました。
この冒頭の加筆、というか、加ページで度肝を抜かれたのですが、その後も
「このコマワリをそう変える!?」
「エピソード追加されて、めちゃわかりやすくなった!」
「細かく背景書きくわえられてるー!」
「表情かわってるー!」
「角度かわってるー!」
最終的には
「登場キャラが変わってるー!?」
まであって、ほんとにびっくりしました。
登場キャラの変更は、驚いたけど納得の変更というか、ここはこの人のほうが絶対いいな……と思うものでした。
コマワリが大きく変えられて、さらには見開きの組み合わせまで変わって、でもその後ちゃんと先のストーリー展開に支障がないようにおさまっていく様にわくわくしました。
飛び石をぴょんぴょん飛びながら進んでるみたいな気持ちです。
しかし、普通ここまで加筆するものなんでしょうか。
私は、いまやまんが雑誌を買うことがないですし、こうして本誌とコミックスを見比べるのも初めてですが、他のまんがでここまでやってるの、あるのだろうか。
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これは、本誌派は毎回コミックス発行のたびに、比較が楽しみになるはずだわ。
(本誌電子版は、買ったらずっと読めるのかしら……)
あと思ったのは、本誌のときはページ数の制約がある中、かなりぎゅうぎゅうと押し込めているのですね……。
本誌だけ読んでるとそんなに違和感なくても、コミックスで加筆されたのを見ると、より余裕をもってスムーズになる感じ。
あるいは元の原稿はコミックス版で、それを本誌用に圧縮しているんだろうか(週刊誌連載でそんな時間ないか)。
そして、デジタルでマンガ書いているから、ここまで大胆な加筆ができるのかな。
(表情が同じで別の形に加工されてるのが結構あったので)
見比べるのが初めての経験で、大興奮しながらページをめくってしまいました。
ほんと、ゴールデンカムイ、面白い……!!
というわけで、もしまだ読んでいない方がいたら、3連休中「ゴールデンカムイ」三昧してはどうでしょう?
9月20日まで、最新話までが全話無料です!
[第1話] ゴールデンカムイ – 野田サトル | となりのヤングジャンプ
【追記】
公式サイトで、加筆題材のコンテンツが追加されてました。谷垣ネタ多いな……。