ピンピンポックリ希望

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こんにちは、つたちこです。
ニュースで「アルツハイマー病の新薬承認」を見ました。

アルツハイマー病新薬、米FDAが20年ぶり承認 日米企業が共同開発 – BBCニュース

「アデュカヌマブ」って名前はちょっと「デュフフ」みたいな文字並びで面白いですが、このニュースは非常に喜ばしい。
なぜなら私の中でアルツハイマー病は非常に恐るべき病だからです。まあみんなそうですよね!

写真:薬のイメージ
Photo by Pawel Czerwinski on Unsplash

もう10年以上前に「明日の記憶」という映画を友人と見ました。
渡辺謙主演、樋口可南子がその妻の役でした。
バリバリ現役世代の渡辺謙が若年性アルツハイマー病にかかり、その進行していく様、樋口可南子がどうそれを見守って支えていくか、というお話です。

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映画を見た時、打ちのめされて号泣、映画が終わって明るくなってもちょっと席から立ち上がれないくらいだったのを覚えてます。
映画はよかったですが、そこで私に強烈に染みついたのは「アルツハイマー病にはなりたくない」です。

とはいえ、今どきの高齢者で認知症にならないのはどのくらいの割合なんだろう。
私もそのうちの一人になる可能性が非常に高い。

私の中でできるだけ避けたいことは、自分の意のままにならない状態が長く続くことです。
意のままにならない状態とは、認知症、病気やケガで体が動かせなくなること、など。

一番いいのは、ある程度年を取った段階で、デスノートに名前を書いてもらうこと。
おばあちゃん、ついさっきまで元気だったのに30分後に心臓発作で死んじゃう、みたいなの、理想的です。
ピンピンポックリ希望。

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とはいえ、実際にそうなる可能性は非常に低いでしょう。
年齢が上がるほど病気になったり体にガタがくる確率も高くなります。
認知症もその一つ。
映画もですが、実祖父母がそうなったときを知っているので、できる限り避けたい状態です。

でも予防もできないらしいし、かかったら治せないらしいし、と考えるたびに恐怖でした。

なので、新薬承認ニュースは、本当に喜ばしい。
でもまだ臨床試験が続いているらしく、「承認取り消しもあるかも」とニュースで聞きました。
それでも治せる可能性のある薬が存在する、今後日本でも承認されるかも、というのは心の希望です(めちゃくちゃ高い薬らしいのでそれも問題らしいですけど)。

そんなに長生き希望ではないものの、生きてる間は自分の意志を失いたくない。
どんどん医学が進歩してくれることを祈ります……!

「明日の記憶」、初めて見た時にあまりに打ちのめされてしまって、1度しか見てない……。でも印象的なシーンが多くて記憶鮮明です。
いい映画だったのでもう一度見たい気持ちもあるんだけど、見るのが怖いのです。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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