印刷のお仕事は緊張感が桁違い

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こんにちは、つたちこです。
珍しく仕事の話。

2月下旬から進めていた案件のなかで、めずらしく印刷物のデザイン制作のお仕事がありました。
フライヤー、窓サイン等のデザイン案件です。

私が要件をまとめて文言と構成を考え、OKもらったものをオット(デザイナー)がデザインします。

写真:フライヤーイメージ

 

今回は印刷を、ネット印刷に頼むことになっていました。
デザインのOKが出たものを、最終チェックして入稿用のデータにして、ネットで入稿します。

この最終チェックが本当に緊張します。
印刷物の何が怖いって、印刷したら直せないところです。
Webはミスがあったらデータ更新して直せますからね(いや、もちろん基本的にミスしちゃダメですが、何かあってもアップ後に対応可能、という意味で)。

オットとふたりで目を皿のようにして一文字ずつ確認。
特に金額や英語の綴り、住所電話番号、地図、キャッチコピーなんかの大きな文字も意外と見落とししやすい。

これだけ見たら大丈夫だろう……!
ってくらい何度も見ましたが、それでも不安です。印刷物怖い。

 

さて、土日も稼働しているクライアントさん。
午前中に、最終的な印刷部数が決まりました。

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あとは印刷にかける日数。
ネット印刷は、短納期ほど高く、納期までの時間が長いほど安くできます。
ちょっと急ぎ気味でほしい、という話は聞いていたので、お昼前に
「日数によってこのくらいの値段になりますけど、どうしますか?」
とリストを出して確認しますが、なかなかお返事がない。

ああ、しまった。
お仕事忙しいモードになってしまったのか。(クライアントさんは接客業です)

17時までにデータを入稿しないと当日受付になりません。
じりじりと返事を待ちますが、時間はすでに15時過ぎ。

今日はもう間に合わないかもしれない……と思った16時15分ごろに、
「3営業日でおねがいします!」
とLINEでお返事が。

きたー!!

今日の印刷受付のタイムリミットまであと40分ほど。

慌てて発注をかけます。
慌てながらも、ここでもミスしたら元も子もない。
サイズ、紙の種類、部数、そして日数、などなど。

心臓がばくばくしつつも、指さし確認して何度もチェック。
オットにも背後に立ってもらって同時に画面見てチェック役をしてもらう。

 

発注出来たら次はデータ入稿。
自動でデータ不備がないかのチェックをして受け付ける、という仕組みなんですが、これがまためちゃくちゃ使い勝手の分かりにくい仕組み。
(今回初めて使った印刷やさんでした……)

え? なに、ここ? どうなってるの?
あああ、これか!

焦ると独り言が多すぎる。

時間は迫り、残り13分。
自動チェックされたデータがPDFでダウンロードできるので、それを確認します。

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これが本当の最後の確認なので、もう一度見直して画像や文字が欠けていないかをチェック。
焦る焦る。
焦るけど、ちゃんと見ないと。

 

よし、全部OKだ!!!
と、「これで印刷する」ボタンを押したのが、締め切り4分前でした。

動悸と冷や汗がやばい。

 

「無事受付された」確認メールが来た後の脱力感がすごかったです……。

データを間違えちゃいけない緊張感に加えて、タイムリミットが迫る緊張感の、ダブル緊張。
仕事でこんなにあわあわしたのは久しぶりな気がします。

先に部数と日数を決めておいてもらえばよかったなあ。
次回はもう絶対そうしよう。

 

今週後半には、印刷されたものが到着する予定。
ウェブもいいけど、印刷物は「もの」として手に取れるのがまた嬉しいのよね。
緊張した分、出来上がるのがとても楽しみなのでした。

 

Photo by Jonne Huotari on Unsplash

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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