こんにちは、つたちこです。
いろんな意味で話題の大河ドラマ「麒麟がくる」が始まりました。
戦国ものかー、とそれほどの思い入れはないものの、初回をリアルタイムで見ました。
メインビジュアル、めちゃくちゃかっこいい!
まず第一印象は、色が鮮やか。
役者さんの衣装もだけど、特に気になったのが背景の緑(草など)が色調整やりすぎちゃった? という感じの鮮やかさ。
あれは4K対応のためなんだろうか。
衣装についても、派手だしきれいすぎるなあ、と思っていましたが、番組終了後こんなツイートを見かけました。
庶民の衣装が派手という印象があるけど、実際、あの当時の人は原色を好んでいたそうです。
洛中図の庶民の服も水色とか赤とか描かれています。つまりは絵師も疑問に思わないほどに原色があふれていた可能性が高いです。#戦国時代 pic.twitter.com/sej9dom8vM— ねこたまみずき (@nekotamamizuki) January 19, 2020
他の人も言ってるし、公式でも言ってるけど、あの時代の着物って男女共に華やか色の着物多いんですよね。絵具の劣化で色鮮やかに見えないかもしれないけど、みんな強い色の着物着てる。
1枚目が安土桃山時代の花下遊楽図屏風で、2枚目が16世期の月次風俗図屏風。ともにアプリのe国宝 #麒麟がくる pic.twitter.com/dPUvdVusEx— たまき (@tamaki1853) January 19, 2020
そうなんだ!
色が派手なのは当時に沿っているのですね。
色は納得。
<スポンサーリンク>
そして画面の彩度が高い点についても、こんな意見を見かけました。
画面の色問題、思うところはありますが
話が進むにつれ、どんどん彩度明度が落ち、年末には炎と煙と闇と血の色に塗れた光秀を見せてもらえるのかな?と勝手に思っています ワクワク#麒麟がくる— 南天(出浦党 アンナチュラルなパセリ) (@nantengoh) January 19, 2020
なるほど、画面の色彩構成について、そんな伏線的になってるかもと考えるのもありなのか……!
あとは、重要アイテムの「鉄砲」が軽すぎないか?(鉄の塊なのに女の子にひょいッと渡す…)とか。
言葉遣いがみんな標準語だけどそういうもの? とか(私のような素人にわかりやすくしているのはよくわかる)。
重箱の隅かもしれませんが、たまに気になる点も。
事前の番宣番組をちらっと見たところ、明智光秀は謎の多い人物で、若いころのことなどはほとんどわかっていないらしいです。
なので、ほぼ史実ベースではあるものの特に最初のころは創作ドラマに近い感じなのでしょうね。
史実になるのはどの辺からなんだろう?
さて、ドラマはテンポよく進み、1時間15分のスペシャル版だったけどしっかり最後までついていけました。
これから重要になるであろう人物をちょいちょいと絡めてチラ見させつつ、時代背景を伝えつつ、今後の期待を煽るつくりだなーと感心しました。
それにしても、大河ドラマを見るたびに思うのは、自分の歴史知識のなさです。
もともと学生時代、歴史(世界史も日本史も)は苦手学科でした。
当時の自分にとっては、暗記教科でしかなかったので、それが苦痛でしかなかったのです。
おかげで、お恥ずかしながら、歴史教養はほんとに乏しいです……。
いまだったら、ドラマや小説などでストーリー仕立てで見る楽しさを知っているから、もうちょっと対応が変わったかもしれません。
当時は大河ドラマとかも全然興味なかったし、歴史小説は当時からほぼ読みません。
でも例えば、今回の「麒麟がくる」が始まったとたんに、Twitterでは歴史知識あふれる人たちの知見がいくつもみられます。
ストーリーラインや名称などには現代人に「解りやすい」描写を心掛けている一方で、画像としては現代の研究レベルの「中世」を極力描いているように感じました。 #麒麟がくる
— まとめ管理人 (@1059kanri) January 19, 2020
<スポンサーリンク>
初回。室町時代がきちんと史実に則って野盗・人買い・私設関所・火付け・足軽ヒャッハーetcが横行しまくる地獄オブ地獄のクソろくでもない絶賛乱世真っ只中として描写されたので、100点満点中490000000000000点です #麒麟がくる
— 酔鏡仙 (@suikyosen) January 19, 2020
1547年 主要人物年齢一覧(満年齢)
明智光秀 19歳
明智光安 47歳
稲葉良通 32歳
帰蝶 12歳
斎藤高政 20歳
織田信秀 36歳
松永久秀 37歳
斎藤道三 53歳
(真田昌幸 0歳)←誕生
(真田信尹 0歳)←誕生
(井伊直虎 11歳)
(織田信長 13歳)
(豊臣秀吉 10歳)#麒麟がくる— 令和の土星人@2/8アンジュルム東京シリイベ (@4568Ts) January 19, 2020
第一回でいたいけな女の子を火の中から救った青年が、長じて壮年になってから唯一の主君と仰いだ男の居場所に火をかけるという、いい感じの無間地獄の開幕だヒャッハー #麒麟がくる
— ルルフ (@hervorruf) January 19, 2020
個人的には室町末期には当たり前のこと(=人を斬る、人買いなど)が「ありふれた日常」として描かれていたのが嬉しいです。この分だと主人公が被害者面しない大河になりそう。 #麒麟がくる
— 天河真嗣@人呼んでカクヨム界のコンデ・コマ (@tenkawa_shinji) January 19, 2020
とか。
みんな本当にすごいね!!!!
(歴史クラスタには当たり前情報なの……?)
すっかり「#麒麟がくる」をぐるぐると見まくってしまいました。
持っていらっしゃる知識を惜しげもなく披露してくれてありがたいです。
こういう知識があるとないとで、同じドラマでも楽しさが全然違うんだろうなあ。
とはいえ、歴史苦手意識はいまだにあるので、私にできることはこういうハッシュタグを追うことぐらいなんですが……。
1年間ついていけるかな。
正直初回ではまだそこまで「面白い!」とはまるほどではないのですが、もう少し様子見つつついて行ってみます。