こんにちは、つたちこです。
先日の上京時、母と打ち合わせをしまして。
なにかというと、母が九州に旅行に行きたいのでプランを立てる、というわけです。
母は九州旅行は初めてではなく、むしろ私よりいろいろ行っているんじゃないかと思われるんですが、その母が行きたい、という場所は「五島列島」。
江戸時代、隠れキリシタンのいた地域らしく、今でも敬虔なクリスチャンの皆さんが住んでいて、教会がたくさんあるんだそうです。
そこにいって、その教会を巡ってみたい、というのが母のリクエスト。
五島列島。
私は、地名は知っていたものの、具体的に調べるまではどこにあるのか知りませんでした。
上京前にいろいろ調べて、母との打ち合わせに臨みました。
場所は長崎県。
長崎市の港から西に約100km、高速船で1時間半ほど行ったところにある島です。
いくつかの島が連なっていて、それが「五島列島」と呼ばれるエリア。
高速船で1時間半って、結構遠いなあ……。
以前、沖縄に行ったときに、石垣島から波照間島に行った時が1時間くらいじゃなかったか。
結構遠かったイメージ。
母の場合、東京→福岡→糸島→長崎→五島……という非常に長旅になるわけです。
大丈夫かいな。
母の要望
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上京前に母から聞いていたのは「五島にある昔からある教会を見てみたい」、という具体的なようで漠然としたオーダー。
調べるうちにわかったのですが、「五島」は結構大きな島がいくつもあるし、行くルートもいくつもあるし、教会に至っては各島に山のようにあるのです。
これは結構大変な旅ではないか。
それとも「ここだけは絶対見たい」みたいな場所があるんだろうか。
このへんの詳細をヒアリングをしないとな。
ですが実際に母に聞いてみると、母も五島列島についてそれほど詳しくは知らず。
「そんなにたくさん回らなくてもいいのよ、昔の教会の雰囲気がみたいだけなの、全部回ったりしなくていいから」
だそうです。
ああ、うん、なるほど。
「よくわからないけど、なんとなく行って雰囲気を味わいたい」というライトな感じなのね。
当初、五島だけで2泊3日とか必要なんじゃないのか……とか考えていたのですが、それは不要らしく「1日見られたら、あとはアンタたちの行きたいところでいいよー」だそうです。
ちょっとほっとしました。
あとは、行く日程。
母の予定と、私たちの予定をすり合わせ、11月末なら何とか大丈夫じゃないか、という話になりました。
ちょっと寒いかなーとも思うのですが、台風時期より安心か。
絶賛計画中です
というわけで、現在旅日程と旅程を計画中。
母ののる新幹線(飛行機苦手)の時間調査。
糸島からは車を使いますが、船の時間確認、ホテル、そしてなにより、想定よりかなり広大な五島列島のどこに行って何を見るのか。体に無理のないようにするにはどうしたら一番か。
それぞれの予算、宿の予約手配、まだ予約できない船は予約開始日の確認……などなどなど。
こんなに綿密に旅行計画を立てているのは久しぶり。3年前に行ったクロアチア旅行以来じゃなかろうか。
準備ができたらプリントして、「旅のしおり」を母に送らねば。
楽しいながらも、結構ヘビーな仕事です。
五島列島旅行計画の参考サイト
ながさき旅ネット
長崎県全般の観光案内サイト。
「教会」カテゴリが長崎ならでは。
エリア別にも探せるので、使いやすいです。モデルプランも参考にしています。
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https://www.nagasaki-tabinet.com/
五島市観光協会
「五島」の観光まとまってるじゃん! と思いきや、「五島市」とは五島列島の南半分のみのことで、北半分は別の自治体の管轄。
なので、このサイトに「五島列島」全部の情報は網羅されていないという罠。
一番大きな島である「福江島」に行くのであれば、情報は潤沢。
五島の島たび
このサイトも「五島列島」全体ではなく、「五島市管轄」なので南半分しか詳細な紹介がない。
自治体で分かれているのは理解できるけど、観光客にとっては「五島列島」で一つの認識なので、すごくがっくりきてしまうのだった。
http://goto.nagasaki-tabinet.com/
まるごと体験!! 新上五島
上五島(五島列島の北半分)の観光サイトを探したところ出てきたのがこちら。
どうやら上五島町は、サイトにかけるお金があまりなさそうな印象。「市」と「町」の規模感の違いか。
今回、いろいろ調べた結果、上五島を中心に回ろうと決めたので、とても参考にしています。
http://shinkamigoto.nagasaki-tabinet.com/
参考図書(?)
隠れキリシタンといえば、この名作。高校から大学あたりのころに遠藤周作大好きだったので、読んで衝撃を受けました。
旅行に行く前に、久々に読み直そうかな。
昨年公開された映画もとてもよかったです。
浅野忠信の通辞のひょうひょうとした感じがなぜか印象深い。他がずっしり重たいからかな……。