【台北旅行】故宮博物院、緻密工芸好き大歓喜

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こんにちは、つたちこです。
台湾・台北旅行で楽しみにしていたのものの一つが故宮博物院。
台北市にある国立博物館で、中国歴代王朝が集めた約69万点もの美術品や文化財が収蔵されています。

行く日の朝に「KKday」アプリでチケットを購入したら、少しお安く買えました。
あとチケット購入列に並ばなくていいので、入館がスムーズです。

写真:故宮博物院
電車とバスを乗り継いで行ってきました。お庭も広い!

故宮博物院はとにかく広大で、作品点数もめちゃくちゃ多いです。
全部で3フロアあるのですが、1フロアごとに部屋が別れていてその中にさらにたくさんの品々があるので、ゆっくり全部みたら1日あっても回りきれないかも。
「見どころ」だけを見て回るツアーもありましたが、今回は自力で行って、好きなものを好きなだけみて回りました。

大きく分けて、書道、海外、陶磁器、工芸品(珍玩)、装身具などの装飾品、玉器(石の加工品)、あと古代武器みたいなのもありました。
中国4000年の歴史、すごーーい!! とため息が出てしまうものばかりでした。

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有名なのは、石でできた白菜と角煮(肉形石)。
ただ、今回の訪台時には白菜の一番有名なやつ「翠玉白菜」はチェコの博物館に貸出中でした。残念!

私が楽しみにしていたのは、陶磁器と装飾品、あとは細かい工芸品。

1階にあった超!細かい細工の品々が大好物過ぎて、最初と最後の2回も見てしまいました。
写真はOKでしたが、スマホで撮った写真では全然伝わらない……。

写真:台湾 故宮博物院
「象牙多層球」の細工がすごすぎて何度も見入ってしまいました。1つの象牙をくり抜いて作ってるんですって。変態だ!(褒め言葉)
写真:台湾 故宮博物院
中華系の映画とかで見かける爪に付けてるやつ。これも超絶細工が美しい
写真:台湾 故宮博物院
チェーンも全部1つの石から作ってるよね?と震えた
写真:台湾 故宮博物院
手のひらサイズの壺に、どれだけ細かく細工を施すのかチャレンジ
写真:台湾 故宮博物院
てのひらサイズの壺に、どれだけ細かく細工を施すのかチャレンジその2。
写真:台湾 故宮博物院
屏風も、全部手で彫り上げてるんですよね??
写真:台湾 故宮博物院
一番有名な角煮。手にすっぽり収まりそう。皮の表現がすごい
写真:台湾 故宮博物院
小さい白菜はありましたよ!

途中、隣接しているカフェで休憩。フレッシュフルーツのはいったお茶をたっぷり。
お値段高め(約1000円)でしたが、とてもおいしくてゆっくり味わえました。

写真:台湾 故宮博物院のカフェ
フルーツティーでまったり休憩。おいしい。

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最後はミュージアムショップをうろうろ。
ですが、あまり琴線に触れるものがなくて残念。
白菜キャラのグッズとかはいらないんじゃ……。あの美しい工芸品たちをそのままいい感じのグッズにしたらいいのに!

最終的に、陶磁器の柄をそのまま移したのだとおもう、マスキングテープを1本買って帰りました。かわいいから普段使いします。

興味のあるところを中心に、かなりすっ飛ばしつつ見たのですが、休憩含めて全部で4時間くらいは滞在したかな……。
体力と時間が許せばもっとじっくり見たかった。
朝イチで入場したので最初はすいてましたが、その後ツアーの皆さんがたくさん来場してかなりの混雑でした。

超絶技巧工芸品をお腹いっぱい堪能しました。
あの技術はもう失われてしまったのだろうか。
「皇帝のためにすごいのを作る」みたいなのがないと、こういう技術は成り立たないのかなー。

あと、今回単眼鏡を持っていったのですが、細かい細工をクローズアップで見られたので、満足度が高かった。
荷物は増えるけど持っていって良かったものの一つでした。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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