歴史はまんがが教えてくれる

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こんにちは、つたちこです。
「べらぼう」を毎週楽しみに見ています。
蔦重が主人公ですが、その人生には徳川将軍家の動きが欠かせません。

第43回で松平定信がとうとう失脚しました。
サブタイトルの「裏切りの恋歌」の「裏切り」はここにもかかってたのですね。

夫から「あの人(榎本孝明)は味方だったけど、どういう関係?」と聞かれ、うろおぼえながら御三家と御三卿の関係や成り立ちの話をしました。

「まあ、だいたいよしながふみの『大奥』で覚えた情報ですけどね」
というと、
「あまり詳しいから、たぶんそうかな、って思った」
と言われました。

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そう、私の江戸時代知識は、だいたい「大奥」で出来ている。
幕末は「新選組!!」もあるけど。

あの複雑な徳川家家系図や血をつなぐためのいろんな制度をなんとなくでも覚えられたのは、「大奥」のおかげです。(詳細は確認が必要だけど)

高校のころ、私は日本史が超絶苦手でした。
「暗記科目」と思っていたので、呪文のような制度や出来事、似たような名前の皆さんをひたすら覚えるのが苦痛だったのです。

大河をみるようになったのも30代からで、それまでは「歴史ドラマ」というだけで、なんとなく拒否感が強かったのでした。

でも「大奥」の連載が始まり、徳川家、およびその周辺の人たちが(架空だし男女逆転だけど)生きた人間として見えてくるようになったら、その生き様や考えが「歴史」として残っているのを感じました。

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おかげで苦手だった歴史に、拒否感が少なくなくなりました。
大河ドラマも割と見るようになって、戦国や幕末など、同じ時代を違う角度で何度もみるうちに、なんとなくわかってくることもあったり。
立ち位置が違うと同じ出来事もこうなるか! っていうのが初めて面白いなと思いました。

きっかけは「大奥」のおかげです。

これと同じ感じで、「ベルサイユのばら」を読んでフランス革命を覚えたし、「あさきゆめみし」を読んで古文(源氏物語)に馴染みを得たりしたのでした。

ほかにも、「バナナフィッシュ」や「エイリアン通り」で80年代のアメリカの光景を見たり、「ブラックジャック」で医療について関心をもったり、私の雑多な知識は、代々のまんがで出来ているといっても過言ではない…かもしれない。

夫にも「大奥」面白いよ! と何度も勧めているのですが、少女漫画的な絵柄のせいか読んでくれないのです。
あんなにおもしろいのに!!!
そして、一橋治済は「大奥」のほうが怖いけどね!

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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