こんにちは、つたちこです。
二泊三日の徳島旅。
観光で外せないものの一つが鳴門のうずしおでした。
よく聞くけど、どんなもんかなあ? と「とりあえず行っておこう」くらいの気持ち。
でも、前日に瀬戸大橋をわたって瀬戸内海の美しさが素晴らしかったこともあって、ちょっと期待。
事前にうずしお観光船について調べると、その日のうずしお予報のようなものが掲載されています。満潮・干潮に影響されるのだな。
行った日は午前10時〜12時ごろが見頃予報でした。
なので、徳島市内のホテルを9時頃に出て、鳴門に向かいました。鳴門市は徳島市の隣です。1時間くらいかかったかな。
徳島側のうずしお観光船は2箇所ありました。
うずしお観潮船
うずしお汽船
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今回は「うずしお観潮船」のわんだーなると号に乗りました。
週末だったのでもっと混んでるかと思いましたが、到着したすぐ次の便のチケットが取れました。5分ほどで乗船です。

船に乗ると、出発前からみんな進行方向右手にズラッと並んでます。
あとからわかりますが、進行方向右手に渦が見えるのでした。みんなよく調べてるな。
船が出向してしばらく、穏やかな海を進むと大鳴門橋が近づいてきます。

あっ。渦だ!
正直をいうと、「言ってもそんなすごい渦じゃないのでは…?」とどこかで冷めた感じで思っていたのですが、渦、すごかった!

写真だと全然伝わらないのですが、かなりの大きさで渦巻いています。
これはすごい。大迫力だ。
うずが空気を巻き込んで、水がエメラルドグリーンで綺麗でした。
渦ができてはほどけ、できてはほどけ。
洗濯機のようにずっと1箇所で渦巻いているわけではないのだな。

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現地にいくまでの穏やかな海が嘘のように、ここだけ激しく渦巻いているのが面白い。
船から落ちて渦に巻き込まれたらどうなっちゃうんだろう……中央に引き込まれて出てこられないとかかしら。
などと思いながら見てました。
船は渦発生エリアの周りをぐるりと回りながら見学させてくれます。
半周くらいしたところで進行方向左手が渦側になりました。みんな一斉に左手に移動。
あとは帰港です。
行き10分、見学10分、帰り10分、全部で約30分の行程でした。
予想を大幅に超えて楽しい大渦見学でした。
これは名物ですね……!(アタリマエのことを)
今回乗った「わんだーなると号」は、2階建てで、2階が1等席。1000円余分に払うと1等に乗れるのですが、上階からだと渦がもっと見やすかったと思う。
一生のうちもう一度来るかわからないのだから、ケチらずに1000円足したらよかったなあ。などと帰りの船に揺られながら思ったのでした。
これから行かれる方はぜひ、課金してよく見える場所で見てください!笑

完全に余談ですが。
この記事を書きながら気付いたのですが、主に関東以東の醤油ラーメンにのってるイメージのある練り物の「なると」は、鳴門の渦潮から来てるんですね……!!
これまで全く意識せず「なると」のことをなるとって呼んでたけど、たしかに渦潮由来っぽい形状だわ。
(そういえばこっち来てから「なると」を見かけないな、と思ったら、九州ではほぼ使わないみたいです。)
参考:ラーメン大好き県 首位は北海道、福岡じゃなく… – 日本経済新聞