こんにちは、つたちこです。
NHKの「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」をみています。現在第3話。

「舟を編む」、三浦しおんの原作は相当昔に読んだことがありました。
辞書を作るっていう非常に地味に見えるストーリーを、こんなにドラマチックに面白くできるんだ! と驚いた覚えがあります。
NHKのドラマでは、原作ベースですが、主人公が馬締ではなく岸辺みどりでした。
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最近では紙の辞書を引くことはほとんどなくなってしまいました。ていうか、家の中に辞書、あるかしら。
調べるときはもっぱらインターネットです。
でもこのドラマをみていると、紙の辞書、しかもそれぞれの辞書のもつ語釈をきちんと調べてみることの大事さを思い出します。
なんとなくの知識で言葉を使うことでおこる、事故の恐ろしさよ。
ドラマではヒロイン岸辺さんが言う「なんか」というキーワードがこの3回までで何度も出てきますが、口癖のようについ使ってしまうの、よくわかる。
きちんと「なんか」の意味を知ったみどりが、自分で言葉を改善していく様がじんときます。
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自分の思うこと、考えを、拙い言葉であっても、自分自身の言葉で表に出すことの大事さも考えさせられました。
こうしてブログで書くこともその一端だと思いますが、人の言葉に引きづられずに自分の言葉で綴ることの難しさよ。私の中のものをいかに誤解なく表にだせるか。
そこに誤解がないようにするためにも、共通語である言葉とその意味をちゃんと正しく使う事が大事なんだな。
そんなことも考えてしまいました。
しかしこのドラマ、辞書編集には膨大な時間がかかるし、一体何回で最後まで持っていくんだろう? と調べたら、全10回でした。
このドラマはNHKBSで去年放映されたものなので、そのあたりの情報があってありがたい。
どうせなら2倍の回数で、馬締編、岸辺編と両方やったらよかったのになー。
間延びしてしまうでしょうか。
(岸辺編でも、過去の出来事として、馬締編の話がでてくることで補完しているのは感じます)
ともあれ、久しぶりにワクワクしながら見ているドラマです。あと2ヶ月くらい楽しんで並走します。