こんにちは、つたちこです。
久しぶりに大物のSF小説を読み切りました。
読んだのは「プロジェクト・ヘイル・メアリー」。
大ヒット映画「オデッセイ」のアンディ・ウィアー最新作。映画化決定!未知の物質によって太陽に異常が発生、地球が氷河期に突入しつつある世界。謎を解くべく宇宙へ飛び立った男は、ただ一人人類を救うミッションに挑む! 『火星の人』で火星でのサバイバルを描いたウィアーが、地球滅亡の危機を描く極限のエンターテインメント
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上: 書籍- 早川書房オフィシャルサイト
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重厚な、上下巻の小説。
私はKindleで読んだのですが、なかなか長かった。特に最初はちびちびと読んでいたので、結構時間がかかってしまった。
この小説、ぜひ、ネタバレなしで読むべきだと思う。
そうなの!? そうくる? まじで? みたいな連続で、ぜひ自分の中の情報がゼロの状態で読むほうが絶対おもしろい。
なので、ここでもネタバレはしません。すごいぼんやりと感想を。
翻訳もののSFっていうとだいたいにおいて(私個人的に)読みなれるまで文章がとっつきにくいときがあるのですが、これも最初はちょっと読み進みにくかったです。
が、その「慣れない」ところからこの小説の謎解きみたいなところが含まれているのかも、と今は思う。SFなんだけど、ミステリー風味もあるというか。
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あと登場人物も、最初と中盤以降では印象がぜんぜん変わりました。いかん、これ以上は説明なしです。
読んでしまった今、もう一度、記憶を消して読み直したい、と思ったりします。それくらい、後半はワクワクが止まりませんでした。結末まで、驚きが止まらない。
Kindleで読むと、読んでるページの下に「章を読み終えるまでx分」という表示がでるのですが、これがじわじわ少なくなっていくのが、楽しみなような残念なような複雑な気持ちでした。
2026年にアメリカで映画公開が決まっています。撮影は完了したとのこと。
日本でも公開するよね?
あの小説を、どう映像化するんだろう。公開されたら若干緊張しつつ観に行きたいと思います。