こんにちは、つたちこです。
ここ1か月ほど、走りながらよく考えるのが俳句です。
突然なんでやねん、という感じなのですが、考え出したら面白くて続いてます。
日常的に考えるわけではなく、走っている最中に見たものから考えることがほとんどです。
最初はたぶん、「おもしろい・印象的なシーンを見た、だけどブログのネタにするほどじゃないなあ」からのスタートだったと思います。
なんとなく、その印象的な風景を、もごもごしているうちになんとか五七五にしてみた、みたいな。
ちなみに、季語が正しいかもわからないし入ってないかもしれません。
ここ1か月ほどでうだうだと考えてみたものたちです。
かしましくヒバリさえずり 影もなし
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日が延びて走るリズムで落ちる汗
畑おこし 追う白鷺のレストラン
畝たてた柔らか黒土 早苗待つ
路地植えのいちご 全部に射す光
自分の中では印象的なシーンなんですが、文字だけみても「?」って感じですよね……。
実は私の母が俳句を学んでいて、たまに「先生に褒められた」作品を見せてくれるのですが、だいたい「?」ってなります。笑
本人に解説してもらうと「ああ、なるほどね」ってなるのですが、俳句ってそういうものなの?
(全然よくわかっていない)
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観た風景があればわかりやすいのかなあ? と思って調べたら「写真俳句」というジャンルがあるようです。
写真俳句は写真と俳句、川柳など五七五の十七音から成る日本語の定型詩を組み合わせた新しい表現世界です。
写真俳句とは | 写真俳句連絡協議会
(中略)
俳句では伝えられない、写真だけでは伝わらない、そんなイメージの世界を創り上げるのが写真俳句です。
これを見ると、写真が見せたい世界を表しているので、シーン説明ではないものを文字にすることがよい、とされています。
写真がセットになるなら、たしかにそうですね。
一面の天に手伸ばす麦光る
そうしてみると、私のは主に「見たものの説明」です。
五七五しかない中で、観たものと感情を入れるのは難しい。
写真セットなのは、「観た」部分を担保してくれるのでイメージも伝わりやすいですね。
なるほど。
とはいえ、私の場合は別にいいか。とも思ったり。
ビルドアップ走などのキツイ練習だとタイムを追うのに必死で考える余裕もないのですが、ジョギング中って単調で頭が暇なことが多い。
つまり、走りながらの頭の体操的にちょうどいいのです。
「今見た風景を五七五に収めるにはどうしたら……」とパズルみたいに言葉を探すのが楽しい。
語彙力がないなりに、なんか言い方ないかなあ? などとうだうだしていると30分くらいあっという間に経ってしまいます。
せっかく思いついたから、とメモしてみましたが、俳句というよりはジョギングのログの一つということで。
糸島の風景は季節ごとにいろいろ変化があって、見飽きないのをメモしているようなものですね。
ぽつぽつ続けるかもしれません。(続けないかもしれません。笑)