こんにちは、つたちこです。
ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」、終わっちゃいました。
激しい感情の波というよりは、じわじわしたり、にやにやしたりしながら楽しめたドラマでした。
面白かった!
小鳥遊(オダギリジョー)活躍の2部もいろいろありましたが……10話で終わるのはもったいない!
9話が、実質最終回か? という内容でしたが、最終話は、1話との対比をしながら、家族の物語になっていたように感じました。
以下、対比かな? のシーンの数々。
- お土産っている? としつこく言っていたしんしんが、ハワイ土産をみんなに買ってくる。
- 1話で着ていた佐藤さんの英字新聞柄のシャツがみんなへのお土産。
- 突然出現の初恋の人が「出発進行!」の写真撮影。白いブラウスも一緒。
- 穴にはまるとわ子と、自動ドアに挟まれるとわ子。
- 開けないお母さんのメールと、あっさり読まれるお母さんの手紙。
- コロッケをほおばる、かごめとマーさん(風吹ジュン)。
- マーが元お金持ち(大きな家に住んでた?)からの小さなアパート在住も、かごめの境遇と似ている。
- つき子と夫、マーさん。とわ子と夫(八作)、かごめの3人の関係性。
- つき子とマー、とわことかごめ。
- 生きてる人(とわことマー)、死んでしまった人(つき子とかごめ)。
- 唄・かごめ・とわ子のボーリングと、元夫たちととわ子のボーリング。
- 外れる網戸と、父に、そしてとわ子自身に直される網戸。
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あー、ほかにも細かくいろいろありそうです。
しかし、「外れる網戸」が、こんなにずっと最後までエピソードに絡むとは、1話の時には思わなかった……。
最初、外れた網戸を直すのは恋人(配偶者)っていってたけど、最後にはとわ子自身が直してたのがとてもよかった。
お母さんは冒頭から亡くなっていながらも、ずっととわ子の生活にいた。
かごめもそうだけど、いない人の存在がずっと帯のように10話を貫いていたのですね。
最終話でのメインの一つでもあった。
「大豆田とわ子と三人の元夫」は、とわ子の物語でもあり、大豆田家の物語でもありました。
お父さんのことは、なんとなくいい加減で適当なふるまいのおじさん、というあまりいい印象ではなかったけど、最後の自転車エピソードにはやられたなあ。
お父さんも、いいお父さんでありたかったのに、そうできなかったことを悔やんでいたのね。
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他の人を思ってる八作に耐えられず離婚したとわ子。
他の人を思ってるつき子さんを知って離婚したお父さん。たぶん。
二人は結構似ているのだな。
最後に。
元夫ボーリングは、完全にファンタジーだなあ、と思いました。
「こういう感じでずっと続くわけじゃないでしょうし」
「そうだね」
っていいながら、ずっと続くんでしょう、これからもみんなで大事にするんでしょうよ、とわ子を!!
とわ子も邪険にしながらも大事にするんだよね!!
なんて羨ましい素敵な四角関係。
ファンタジー!! って思うけどうらやましいぞ、とわ子。
一人でいても孤独ではないのだ。
ひとの関係はいろんな形があっていい、と伝える素敵なドラマでした。
今回は、こんなこともあろうかと全話録画を残してあるんだな。ほほほ。
見たくなったらまた見られるっていいですね。