こんにちは、つたちこです。
髪を切ってもらいました。
毎度同じ人に切ってもらって、早3年がたちます。
そのお世話になっている美容師さん、腕もいいので安心してお願いできるし、たぶん相性もいいと思う。なので、美容院タイムは結構なお楽しみです。
彼女とおしゃべりをするのが楽しいのですが、いつも驚かされるのがその記憶力。
かなり前に話したことを、するっと話題に出してくる。
もちろん商売なので、お客さんと話したことメモとか作っているのかもしれない。
でも、私なんて、せいぜい1か月か2か月に一度通う程度です。
美容院に行くほとんどの人は、そのくらいの頻度では？
彼女が担当するお客さんはたくさんいるでしょう。
アシスタントのいない最初から最後まで専任性のお店なんですが、1日に3人だけ対応したとしても、1週間に15人。1か月に60人。
全ての人のすべての話をメモしておくことはできないと思うのですよね……。
しかも何も見ずに、さらっと「そういえば」と以前の話題を出してくる。
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特に今回の場合、驚いたのが私自身のことではなく「私の友人の話」だったことです。
たしかに、5月くらいに行ったときに話した覚えがあります。
いつも美容院に行くと、徒然なるままに、という感じでいろんな話題をおしゃべりするのですが、そのうちの一つです。
東京の友人が病気になってしまって心配で、でも緊急事態宣言でお見舞いにも行けないのよね……という話をしました。
5か月後の今回、さらりと「その後、ご友人はお元気ですか？」と。
病気のことだけでなく、その周辺の話もおぼろげではありますが覚えている様子。
え、そこまでよく覚えてますね！？ って本当に驚きました。
もしおしゃべり内容をメモをしていたとしても、話の全部は書き留めきれないですよね。
要点だけまとめて、それを来客前に見ているにしても、さっと話題に出せるものなのかな？
前回来店時の話題だけじゃなく、ずっと遡った話題まで？
それとも、単に彼女の記憶力が驚異的なのかな。
ほんとにすごい。
美容師という商売柄でなせる技なんでしょうか。
過去にお願いした美容師さんでそこまで「よく覚えてるな！」って思ったことはなかったような。
それに、繰り返しになりますが、毎日違うお客さんのうちの一人との話を、さっと間違えずに差し出せるもの？
少なくとも私にはできないな……。よほど印象的な話なら思いだせそうですが。
彼女の場合、今回の友人の話に限らず、結構な頻度で「その話、よく覚えてるね！？」ってことがあるんですよ……。
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尊敬すべき記憶力。
美容師という人と接するお仕事にも、発揮されている素晴らしい能力だと思う。
自分は相手にとって大勢の中の一人だと思っているのに、以前話したことを覚えててもらえるって、やっぱりうれしい。
そういえば……。
以前いた会社の同僚にも「私、そんなこと言ったっけ？」っていう古い話をよく覚えている人がいました。
同僚が会話をメモってるとは思えないので、あれは完全に記憶力がすごいのでしょう。
ただ、「年中会ってる同僚」と「月一で会う大勢のお客さんの一人」だと関係性の密接度が違うので、またちょっと美容師さんの件とも違うのかな。
実は私の記憶力が低すぎるだけだったりして。すぐ忘れちゃう……。
こうしてまた「美容師さん素敵！」という思いが強くなり、彼女に会うのが楽しみになっちゃうのでした。
もうほかの美容院にいこうと思わないですもの。
腕前や技術だけじゃない、信頼の醸成でリピーターゲット（私の場合すでにリピーターですが）。
記憶力も立派な武器です。
予約の取りにくい人気の美容院（美容師さん）はこうしてできるのだな。
私も見習いたい……。
Photo by Jon Tyson on Unsplash
